オール電化の効果
先日、羽根木の家のご家族に会ったので、住み始めて2ヶ月ほどの感想などを聞いてみました。

オール電化にしたことで、電気代などがどうなのか、そろそろ寒くなってきたので、床暖房が効いているかどうかなどですが、まず驚いたのは、一ヶ月の電気代が6千円ほどだということです。これは、エコキュートを利用した床暖房の費用なども入っているので、思った以上に燃料費が掛っていません。
もっとも、まだ寒さは本格的ではないので、真冬には暖房費がもう少し掛ると思いますが、今のところは、断熱が効いているせいか、床暖房はタイマーを掛けて、朝起きるともう切っているとのことでした。

電気代が安い理由のひとつは、洗濯も、食洗機もタイマーを掛けて、安い深夜電力を使うようにしていることと、エコキュートのモニターにお湯の残っている状態が表示されるので、かなり気をつけてお湯を使っているようです。
エコキュートは、基本的に深夜に安い料金の電気でお湯を沸かして、その貯めて置いたお湯を日中に使うわけですが、お湯が足りなくなると、日中の高い料金の電気で沸かすようになります。そうならないように、お湯を使いすぎないように気をつける様になる訳です。
自然に電気と同時に、水の使用料も減ってくる計算になります。

オール電化が本当にエコなのかどうか、疑問を呈する人もいますが、現時点で水や燃料を節約しようと言う意識が働くだけでも大きなメリットではないかと思います。

エコキュート

写真は、玄関脇のエコキュート本体。普通は家の裏のほうに置かれる給湯器具ですが、この家の場合、周りは敷地目いっぱいに立っているので、玄関脇にこのようなスペースを設けて設置しています。
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category:住宅
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江ノ電−鎌倉
昨日は、昔亡くなった友人の法要があって、鎌倉へ行きました。

極楽寺

鎌倉から江ノ電にのって、四つ目の駅で降りると、山間の田舎の風情で、ずい分遠くに来たような気がします。
由比ガ浜辺り

駅から5分ほど歩いて、お寺の石段を上り詰めると、山門の横、はるか下のほうに鎌倉の海が見えました。
鎌倉って、なんとなく不思議なところですね。
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category:日記
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隈研吾展など
昨日は一日あちこちと動き回って、忙しい土曜日でした。と言っても、仕事半分、遊び半分ですが。

午前中は、設計仲間の大戸浩さんのオープンハウスへ出かけました。
市谷に近い商業地域に建つ、鉄筋コンクリート造、地下一階、地上3階、ピアニストの施主の為の音楽室を地下に持つ住宅です。
いつもの大戸さんらしい、狭い敷地を上手に使った、住みやすそうな住宅でしたが、僕が気に入ったのは、ひとつはキッチン。
キッチンとダイニング

ナラ集成材のカウンターが広くて使いやすそう、その後ろにある、やはりナラ集成材で作った大きなテーブルもおおらかな感じでインテリアにマッチしています。収納の工夫も中々考えられていました。
地下音楽室

地下の音楽室は、フローリングの床とOSBの壁、天井に黒い吸音材を張って、音響も中々よさそうでした。

午後から、三鷹の住宅の土地をめぐって、不動産業者と話をする為に、三鷹まで行きました。
その話は1時間ほどで済み、その後夜のコンサートの予定まで、少し時間が余ったので、乃木坂の「ギャラリー間」で行われている、隈研吾展によって見ました。
僕は、隈研吾と言う建築家が今ひとつ良くわからないところがあるのですが、この展覧会でも、なかなか理解しにくいと言うのが正直な感想。
ウオーター・ブランチ

最近のプロジェクトの模型がスタディーを含めて、数多く展示されていて、それを見ていると、プロジェクトの条件に合わせて、全体を構成するひとつの基本的なセルを考えて、その組み合わせのパターンが、最適な条件になるようにスタディーを重ねているように見えます。
それを彼は、自然の中にある有機体と語っています。生物を作る細胞になぞらえているのかもしれないなどと考えながら、展示を眺めていました。
グラナダ・パフォーミング・アーツセンター

もうひとつこの展覧会に来た目的のひとつは、グラナダ・パフォーミング・アーツセンターの模型を見ること。実はこの模型は、いつも家具を頼んでいる、木工の木戸君が作ったもので、製作にだいぶ苦労したと言う話を聞いていたからです。
4階の部屋に置かれたこの模型は、3m×2mほどの大きさがあり、9mmのシナ合板で作ってありましたが、複雑な形をしているので、確かに苦労したことと思います。

夜は、そのまま錦糸町にある墨田トリフォニーホールでの、「法政大学交響楽団定期演奏会」へ。夏にインターンで事務所に来ていたKさんが、団員でフルートを演奏しているので、招待状をもらいました。
演目は、サンサーンスの「死の舞踏」、バレエ組曲「コッペリア」、ベルリオーズの「幻想交響曲」。
学生とは思えないほど、レベルの高い演奏で、十分音楽を堪能することが出来ました。
管楽器の響きもきれいでしたが、弦の合奏も中々のものです。何よりも学生たちの、熱意とパワーが伝わってくるようで、気持ちの良いコンサートでした。
法政大学交響楽団
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category:建築
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野川あたり
昨日は、武蔵小金井で耐震補強の工事をするお宅へ打ち合わせに行きました。

つい先日まで、やはり小金井でリフォーム工事をやっていたのですが、そことは駅を挟んで反対側です。
小金井の駅を下りて、南に15分ほど歩くと、野川と言う川が流れています。この辺りは、緑が多く、武蔵野の面影を色濃く残しています。

昨日は朝から雨が降っていましたが、周りの木々が少し色づいているところに、しとしと降る雨がなかなか良い雰囲気で、遅刻気味なのについカメラを出して、写真を撮りながら歩いてゆきました。
天満宮

途中に由緒のありそうな神社があり、境内には、背の高い木が鬱蒼と茂っています。
その先に行くと野川に行き当たるのですが、その両側には遊歩道があり、そこに面して民家が立ち並んでいます。住むのには本当に環境がよさそう。
野川

この辺りは、建ぺい率が厳しいせいか、どの家も庭が広くて、いろいろな植栽が、歩く人を楽しませてくれます。
石榴とピラカンサ

黄色く色づいている木はなんだろうと思って、近くで見ると、石榴のようでした。石榴って紅葉するんですね。知らなかった。その隣では、赤いピラカンサの実がいっぱいついていました。これは、鳥の大好物のはず。
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街道を行く−韓のくに紀行
韓のくに紀行


旅行に行くときに、先入観を持たずに、自分の五感で感じる為に、何も下調べをしないで行くという人もいると思います。
僕は、それほど自分の感覚を信じていないので、とりあえず、関連する本を読んで、地図を調べて、地形を頭に入れてゆくようにしています。

先日、済州島へ行くときも、本を探していたのですが、済州島を書いた本が見つからず、司馬遼太郎の「街道を行く」シリーズに韓国の釜山を中心にした「韓のくに紀行」があるのを見つけて、行き帰りの飛行機の中で読もうと思って持ってゆきました。

お隣の国なのに、あまりに韓国のことを知らない自分を恥じるとともに、古代からの日本と韓国の関係が想像以上に深いことにも、考えさせられることが多くありました。
それにしても、このような紀行文を書く時の司馬遼太郎の思考の深さと、飛躍にも感心する事が多い本でした。
僕は日本と韓国の関係を考える時に、どうしても戦前の日韓合併と称して韓国を植民地としていたことに思いが行きがちですが、その前に豊臣秀吉の侵略、さらにさかのぼって行けば、百済と新羅の戦いの時にも、日本は百済に要請されて兵を送っている訳です。
さらに、その時に敗れた百済の人々が大勢日本に移住してきて、まだ文明の未開時代の日本に天平の文化が花開くことを考えると、日本と韓国の歴史上関係は、非常に深いものだということが出来ます。

司馬遼太郎の文章は、この長い歴史の流れと、現代の韓国の景色との間を自在に行き来するようで、読んでいて飽きることがありません。(この本が書かれたのが、1971年なので、現在とはたぶんに異なっていることもあると思いますが。)
旅行中も、ホテルのベッドで、ついつい遅くまで、読みふけっていました。
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