ステンドグラス
江古田の住宅は、先週土曜日に引き渡しを終わり、昨日が引越しでした。

無事引き渡しを終わって、ホッとしていると言いたいところですが、半年以上現場に通って工事の監理をしていたのが、自分の手を離れるのは寂しいものです。

この家の奥様がステンドグラスの制作を趣味にしていることは前にも書きましたが、工事の最後に、窓や扉にステンドグラスが入って、シンプルなデザインの室内が華やかな感じになりました。

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食堂の飾り棚のある壁には、小さな3つの窓にかわいいステンドグラスが入っています。

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洗面室の欄間部分に大きめの野菜の絵柄のステンドグラス。

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寝室のドアを開けた正面には、グリーンが基調の光のきれいなステンドグラスが。

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1階の入り口の扉にも、こんな感じでステンドグラスが入っています。

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まだすべてのステンドグラスが入っているわけではなく、いくつかの窓が残っています。
予定していたすべての窓にステンドグラスが入ったら、また見に来たいと思っています。
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「鈴木均さんを送る会―3じのおちゃにきてください」
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5月の初めに亡くなった、鈴木均さんを送る会に行ってきました。

鈴木さんは、僕が設計した「ののの家」のクライアントです。
亡くなった方のことを実名で書くことはどうかとも思ったのですが、本人が闘病中もSNSに病状のこと、今までやってきたこと、これからもやりたいことについて、積極的に発言をしてきたので、僕も何か書いておきたいと思ってこのブログを書いています。

鈴木さんは、浦安図書館の司書の仕事を長く続けてこられて、本当に本と図書館が大好きな人でした。
送る会の「3じのおちゃにきてください」というテーマも、鈴木さんが図書館で子供たちに読み聞かせをしていた絵本から取っているそうです。
いかにも鈴木さんを送る会にぴったりのテーマで、本当に鈴木さんを慕って多くの人が集まって、お茶とお菓子で、鈴木さんの思い出を語る素晴らしい会でした。

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会の途中で、鈴木さんの奥さんと、娘さんと息子さんの幼い二人の子供たちの話がありました。
子供たちは、ハンナ・アーレントの文章の一説を書いた帯状の紙を広げました。そこには、「悲しみを乗り越えるには、多くの物語を物語らなくてはいけない」(記憶に間違いがあるかもしれませんが)と書いてあります。
人は自分の立っている場所が分からなくなった時に大きな不安を覚えるものだと思います。一面に砂だけしか見えない砂漠の真ん中で不安を感じるように。
本を読む、ということはそれがフィクションであれ、ノンフィクションであれ、自分の立っている場所の手がかりを探すことなのだろうと思います。

奥さんはこう書いています『鈴木均は「自分の人生をデザインする事が出来た人」だったと思います。自分の言葉を持ち、常に考え、常に自分の意見をもって行動する姿は最後の最後まで続きました』

鈴木さんは、自分の立っている場所を常に見失うことがなかったのだと思います。だから、自分の命が残り少ないと分かっても、常に前向きに考えることが出来た。

彼の最後の言葉は、「私の好きなことはたくさんあるけれど、みんなの好きなことを楽しんでください。世界は、楽しいことばかりだ。さようなら」というものであったそうです。

鈴木さんは自宅で死を迎えたいと、スタディールームと呼んでいる部屋にベッドを置き、パソコンを据えて、最後まで文章を書いて、SNSにも発信をしていました。
子供たちも父親が少しずつ弱ってゆくのを見るのは辛いことであったはずですが、奥さんの話では、子供たちにとっては貴重な体験になったはずだと言います。
ここでは、自分が設計する住宅が、人が生まれ、そして死んでゆく場所でもあるという重い問題も突き付けられているような気がします。

鈴木均さんは本当に素晴らしい人でしたが、奥さん、子供たちも素晴らしい家族だと思います。
本人はいなくなっても、間違いなく家族の中にまだ生きていて、これからも僕を含めて、周りの人たちいろいろと話しかけてくれるのではないかと感じています。

物語は続いてゆくのですね。

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江古田の家―完了検査
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昨日は江古田の住宅の、確認検査機関による完了検査でした。今回は建築基準法上の検査に加えて、フラット35の検査も兼ねていました。
結果的には、問題点は一つもなく、無事検査を終えることが出来ました。
問題はないはずと思っていても、公的な検査というものは緊張するものです。
無事、検査が終わりホッとしました。

これで、明日はお施主さんと設計事務所による竣工検査があり、その指摘事項を来週中に修正して、来週末はお引渡しとなります。

そして、明後日の日曜日には、お施主さんの御厚意により、オープンハウスを開くことになっています。
まだ間に合いますので、興味のある方はご連絡いただければ、現地案内図をお送りします。

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食堂からキッチンを見たところ

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キッチンから、屋上への階段を見る。

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洗面カウンターには、陶器の洗面器が取り付けられていました。

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廊下に面して、壁一面が本棚になっています。

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2階にある玄関には、エレベーターの入り口もあります。正面にはコート掛けと靴箱があり、たっぷりとして収納が設けられています。

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2階には、奥様の趣味のステンドグラス工房があります。これからここでステンドグラスの教室を開く予定です。

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ステンドグラス工房の入り口ドアには、手作りのステンドグラスがはめ込まれています。
左側が、住宅への玄関ドア。
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江古田の家―屋上緑化工事
江古田の現場では、今日は屋上緑化の工事を行っていました。

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今回は木造住宅の屋上なので、あまり大きな荷重を載せたくないということもあり、全面に敷いたデッキに3.2×1.5mほどの穴を開け、深さ17cmほどの人口土壌を入れています。

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そこに、ヤブラン、ギボウシ、シランなどのグランドカバーの草花を8種類ほど、混ぜて植えるようにしています。
常緑のものもあれば、冬には消えて、春に芽を出すものもあります。春から夏にかけて花の咲くものもあり、小さな庭ですが、四季の変化が楽しめるようになることと思います。
住んでいる方が、自分の好きな草花を後から植えて楽しむこともできると思います。

明日一杯でほぼ工事は終わる予定です。
今度の日曜日にはオープンハウスの予定です。よろしければぜひ、見学に来ていただければ嬉しいです。

オープンハウスの申し込みはメールで、受け付けていますのでぜひどうぞ。
kekojima@pluto.dti.ne.jp
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「江古田の家」オープンハウスのお知らせ
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このブログでも現場の進捗を掲載していた「江古田の家」が完成の運びとなりました。

お施主さんの御厚意によりオープンハウスを開催いたします。

商業地域の20坪ほどの土地に、鉄筋コンクリートと木造耐火構造の混構造で3階建ての建物です。

1階には、ご主人の趣味を生かして、将来ジャズバーを開くスペースを、2階には奥様の趣味のステンドグラス工房を、そして屋上には広いデッキスペースと、屋上緑化によってアウトドアの生活も楽しめるよう、趣味の豊富なご家族のための工夫を凝らした住宅になりました。

フラット35Sの融資を受け、耐震等級3をクリアー、また断熱性の高い住まいとなっています。
ぜひ大勢の方に見に来ていただけたら幸いです。

オープンハウスは下記の要領で行われます。
Eメールで、オープンハウス参加希望と書いて、住所・氏名・電話番号を明記の上、お送りいただければ、案内図のついたパンフレットをお送りいたします。

日時 :2018年7月8日(日)AM10:00~PM5:00
場所 :西武池袋線江古田駅、又は大江戸線新江古田駅より、徒歩10分
連絡先:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-17-33 カサ・ブローテ
    想設計工房 小島建一
TEL:03-3207-6895/090-8491-3611
FAX:03-3207-6897
Email:kekojima@pluto.dti.ne.jp
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