TV取材 大井町の家
昨日は昨年竣工した、大井町の家のテレビ取材がありました。

撮影風景

テレビ東京の「住まいる家族」と言う日曜日の朝に放送している番組です。
5分ほどの短い番組なのですが、クルーが8人ほどで午後から二時間ほどかけて撮影しました。
建物と、家族を主題にした番組で、大井町の家は女の子ばかり4人姉妹のにぎやかな家なので、この番組にはぴったりかもしれません。

4姉妹

始めは、ご夫婦の住まいの感想など、インタビューのシーン、結構緊張しているみたいでした。その後赤ちゃんを含めて、4人の姉妹が遊んでいるシーンで、こちらは中々自然な演技。

演奏風景

続いて、音楽室で家族が揃ってピアノとフルートの演奏をしているシーン。ここは音も入るようで、演奏にも熱が入っていました。
プロデューサーの人が、物語を頭の中で作りながら、シーンの設定をしているようですが、2時間かけて撮った映像を、どのように5分の番組にまとめるのか、放映が楽しみです。

放送は8月3日(日)の午前7時24分からと言うことです。多くの人に見てもらえたらと思っています。
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category:住宅
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花便り(11)  紫陽花
今日は、梅雨の中休みで時々晴れ間も見える天気だ。

梅雨の花といえば、やはり一番にあげられるのが紫陽花だろう。
我が家の庭にも一本だけ紫陽花の木がある。

紫陽花

去年は短く刈り込んでしまったので、花は咲かなかったのだけれど、今年はその分たくさんの花をつけている。
今年はなぜか春先から忙しく、土日も休みが取れない状態なので、庭は全くの野放し状態。
おかげでずい分ワイルドな庭になってしまった。
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category:日記
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コルビュジェとアアルトの光
先日の可喜庵でのセミナーの折、アアルトのセイナヨキの教会とコルビュジェのロンシャンの教会の写真をスライドで比較して、その形態的な違いの説明が度々ありました。

そのときは余り気にならなかったのだけれど、あとで色々考えてみると、あの2つの教会建築の違いは、形態的なことよりも光の扱い方が決定的に違うのではないかと思うようになった。

ロンシャンとセイナヨキ

ロンシャンの教会は祭壇に向かって右側に、厚い壁にステンドグラスをはめ込まれた大小さまざまな大きさの窓が開いている。後は壁と天井の間に細いスリットがあるだけで、その他の壁には窓がないため、内部は非常に暗い。祭壇の上の高いところにある小さな窓にはマリア像が安置されていて、後ろからの光で、シルエットが浮かび上がるようになっている。これは、室内が暗い為に効果を高めている。ここがノートルダム(聖母マリア)教会であることを暗示している。

それに対して、アアルトのセイナヨキの教会は全体に光が行き渡ってとても明るい空間になっている。
これは、フィンランドと言う北の建築家と地中海に魅せられたコルビュジェの違いではないかと僕は思う。
ロンシャンはスイスに近い山の中に建っているから、地中海とは環境が違うけれども、コルビュジェの中には光と影をはっきりと対比させる手法が多い。
アアルトの建築には、そのようなところは全くないと言っても良く、どの建築も隅々まで光が行き渡って、それが居心地のよさを作っている。
フィンランドでは冬は暗く、夏でも白夜に近い環境なので、強い影が出来る季節は限られていて、光と言うものは、弱く、柔らかなものと感じられている。

そのような気候の違いが、二人の建築家の感覚の違いを作っているように思えます。
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category:建築
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鶴川へ 北欧建築展
昨日は夕方から、小田急線の鶴川へ行きました。

鶴川に「可喜庵」と言うギャラリーがあります。
8月から1カ月間ほどここを借りて、デザインサーヴェイ展と言うイヴェントを仲間達と行なう予定があり、その為の打ち合わせがありました。

北欧建築展

丁度、可喜庵では、北欧の建築の展示をやっており、6時から、建築家の樋口清さんのスライドを交えてのセミナーがあるというので、打ち合わせが終った後続けて、その会に参加しました。

アスプルンドとアアルトの話が中心でしたが、よく知っているつもりの建築でも、このように詳しい写真と、実際に見てきた人の話を聞くと良い勉強になりました。

特にアスプルンドの休日の家(自邸)は樋口さんが何年か前に訪れて二日程、その家に滞在したということで、建築家ならではの詳しい写真をたくさん見せてもらい、実際に寝泊りした貴重な体験のお話は、興味深いものでした。

アスプルンドやアアルトなど北欧の建築家は、フランスやイタリアのインタアーナショナルな建築家と比べて、地方色が強く、その自然に根付いたデザインは人間の感情に直接訴えてくる力強さがあるように思えます。
セミナーで、樋口さんはコルビュジェの建築と比較して、コルビュジェの建築を否定的な話をしていましたが、僕はそうではなくどちらにも通底するところがあり、お互いに影響しあっていたところもあるのではないかと言う感想を持ちました。
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category:未分類
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花便り(10) タイサンボク
しばらく前から、庭のタイサンボクの木が花を付け始めた。

タイサンボク

タイサンボクの花は直径が20cmぐらいある真っ白な大輪なのだけれど、木の高いところに咲いていて、おまけに葉っぱがいっぱい茂っているので、咲いているのがよく見えない。

けれども、咲いていることに気がつくのは、とても良い匂いがするから。
花がいくつか咲くと、庭中がよい匂いに包まれるようになる。甘い香りだけれども、さっぱりして、しつこい匂いではない。さわやかな香りで、僕はこの匂いが好きだ。

たまに手の届くところに咲いていると、切り取ってコップに入れて、食卓の上に置いたりするのだけれど、部屋中が良い香りに包まれる。
ただ、残念なのは、タイサンボクの花は、一度咲くと一日で花びらが散ってしまうこと
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副都心線
土曜日から開通してちょっと話題になっている新しい地下鉄の副都心線に乗ってみた。

西早稲田ホーム

実はこの線の西早稲田駅が僕の事務所に近い。
僕の事務所は、JRの高田馬場駅から歩くと15分ぐらいかかって、結構歩きでのある位置なのだけれど、新しい地下鉄を使うと、新宿にも池袋にもだいぶ楽になる。
と言うわけで、昨日は仕事帰りに、地下鉄で池袋に出て帰宅するコースを試してみた。
ところが、池袋についてから、地上に上がってJRのホームまで結構時間がかかって、思ったほど時間短縮にはならない。
交通費が高くなることを考えると、今までどおりJR一本にした方がよさそうだ。
行きかえり往復30分歩くのも運動不足解消に少しは役立っているかもしれないし。
とはいっても、雨の日などは結構いいかもしれないと思っている。

アクリベンチ

駅のホームのベンチが透明なアクリルで出来ていて、中々かっこいい。
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category:日記
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川口研究会 構造模型
土曜日は川口研究会へ行く

去年から月に一度ぐらいの割合でやっていた川口研究会も今回10回目で最終回になる。
今回のテーマは構造の模型と言うことで、会場には川口先生の事務所で手がけた建築の構造模型が展示されていた。

模型展

ここにあるものはほんの一部で、サイズの大きいものも運搬の関係で展示されていない。もっと見たい人は、事務所へ来てくださいと、川口先生はいていたけれど、そんなに大きくてたくさんの模型が並んでいる事務所はどんなところか、一度見てみたい。

この日の先生の話の中で、度々「タッチ・アンド・フィール」と言うことばが出てきている。まずは模型を作って、手で押してみる。それによって、構造的な考え方が正しいかどうか、感覚的に把握できるという。又、現在のように高度にコンピューターで解析できる構造計算で、見落としがちなところも模型で確認できるのだそうだ。

大阪万博富士グループ館

色々な模型が並んでいる中で、70年の大阪万博の富士グループ館の芋虫のようなニューマチックの建物が懐かしかった。この建物の意匠設計は村田豊さんがやっている。まだ学生だった僕は、この年の夏休みに村田さんの事務所でアルバイトをしていたことを思い出した。

構造模型

先生の話は、非常にわかりやすいので、説明を聞くと納得は出来るのだけれど、構造的な発想がどこから出てくるのか質問してみた。
先生の答えは「考えていると、やがて浮かんで来るんだよ」と言う当たり前のことだった。
構造を技術的なこととだけ考えると、問題に対して解答が演繹的に出てくるような錯覚に陥るけれど、構造もデザインも物を作るときの原点としては代わりがないことに気づかされました。

ちょっと話が飛躍するが、去年の建築基準法の改正で、構造関係の基準がずい分厳しくなったけれど、どうもあの問題の根底には、構造設計は誰がやっても同じ結果が出るという間違った考え方があるような気がする。
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category:建築
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反省会 渋谷
昨晩は久しぶりに渋谷へ。

この間出た雑誌、建築知識のディテール特集を担当した建築仲間と建築知識の編集の人たちを交えて、反省会と言う名の飲み会をやりました。
渋谷は、乗換えでよく通るけれども、駅から外へ出たのは久しぶり。
金曜日の夜と言うこともあって、相変わらずの人ごみで歩くのにも苦労する。

東急本店近くの串揚げやさんで、飲み放題と言うコース。10人ほどが集まって、まずは今回の特集の反省などを話してから、後はみんなで好き勝手なことを言いながら飲みまくる。
僕は、今回ここに呼んでくれた二人を除いては始めての人たちなのだけれど、一緒に仕事をしたと言う気安さがあって、ずい分話が弾んだ。
久しぶりに建築論のような話で盛り上がって、気がついたらもう12時に近い時間になっていた。
終電ぎりぎりの電車に飛び乗って、家へ着いたら、1時半になっていた。その前の夜も、大江賞の盾の授与式の後飲み会で遅かったので、さすがに疲れたけれど、気持ちの良いお酒でした。

今日も、夕方から、川口研究会に出席するのだけれど、終ったら寄り道をしないで真っ直ぐに帰ろう。
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category:日記
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リフォームの現場 夜景
上尾のリフォームの現場は、先週竣工して、無事引き渡しが終ったのですが、多少まだ手直しするところが残ったことと、夜の照明の感じを見るために夕方から行って来ました。

夜景

内部のリフォームがメインなので、外観は基本的に変わっていないのですが、中庭に広いデッキを設けたことと、居間になったところのサッシを天井いっぱいのサイズにしたために、ずい分開放的な感じになった。夜になると中庭に光が漏れて、いい感じになっていた。

ダイニングテーブル

食堂には、注文していたダイニングテーブルと椅子が入っていた。椅子はウェグナーのYチェアー、テーブルは飛騨の家具屋さんにセミオーダーで作ってもらった、無垢のオーク材のもの。
ペンダントライトを低めに下げると、テーブル面に光がこもって良い感じになる。

ギャラリー

ギャラリーのカウンターには陶芸が趣味の奥さんの作品が並べられていた。並んでいる陶器はどれも素人が作ったものとは思えないできばえでした。

照明の具合を見ようと暗くなって出かけたのだけれど、新しいテーブルで夕食をご馳走になってしまい、すっかり遅くまでお邪魔してしまいました。
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category:建築現場
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銀座へ  同窓会
先週の週末は大学のウオークラリーで銀座へ行ったのだけれど、昨日も銀座へ行く。

今回は、高校の同窓会。毎年今頃になると銀座で高校の同窓会をやっている。今頃と言うのは必ず6月8日。僕たちは、その高校の68回生なので、六八会という名前で、毎年6月8日にやっているわけだ。これは解かりやすくて、この時期になると6月8日は予定を入れないようにしている。
高校時代の友達は、久しぶりに会っても、気が置けないし先生達も交えての昔話に楽しい時間を過しました。

同窓会が始まる前に、少し早めに銀座に着いたので、先週見そこなった、坂茂設計のスォッチのビルを見に行った。
エレベーターの使い方が評判になっていたけれど、確かに建築の良し悪し以前に、このエレベーターが面白い。

swachi

けして広くはない敷地の半分以上を吹き抜けの通路にして、そこに四角と円筒形のガラスの箱がランダムンに配置されていて、それがエレベーターになっている。それぞれのエレベーターがひとつの時計ブランドの店舗専用につながっているから、各店舗を回遊してみて歩くようにはなっていない。(実際には共用のエレベーターが一台あるのだが)
高級ブランドの時計を買う人たちは、最初からほしいブランドが決まっているということなのだろう。
エレベーター自身にも時計が飾られていて、ショウケースの役割も果たしている。
ためしにその一台のエレベーターに乗ってみると4階上の店舗に着き、ドアが開くと、いきなり、いらしゃいませと挨拶される。客は僕以外誰もいない。しばらく商品を見ているとどの時計も100万円以上のタグがついている。
気の小さい僕は、すぐにごめんなさいと謝って、エレベーターに乗って1階に戻ってしまった。時計はただの機械と思っている僕は、あんな時計誰が買うんだろうと、思ってしまった。
でも、気を取り直して、結局全てのエレベーターを試してみた。気が小さい割には我ながらずうずうしいとは思ったのですが。
地下がスウォッチのショウルームになっていて、ここは値段も安いので大勢の客でにぎわっていた。
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ロマネスクヘの旅
フランス・ロマネスクへの旅


先日、本屋で「フランス・ロマネスクへの旅」(中公新書 池田健二著)と言う本を見つけて、今読んでいる。

フランス各地に点在する、中世ロマネスクの教会建築を何度も訪ね歩いている著者は、建物と彫刻の豊富な写真ともに丁寧な解説を書いている。写真がもっと大きいと言うことはないのだけれど、新書版だから仕方がない。それよりもこの内容で、1000円で買えるところがうれしい。

ロマネスクの教会はゴシックよりも素朴で、石のどっしりした重量感が僕は好きだ。
そして、建物のいたるところに彫られた彫刻も素朴で、ほほえましい感じがする。ほとんどが聖書を題材にした彫刻なのだけれど、後世に描かれた受難の絵画のような血なまぐさい感じがしない。
大体、人物像の頭が大きいのが、親しみを感じさせる原因で、どこの教会にもあるマリア像はたいてい5頭身ぐらいで、農家のお上さんのような感じがする。

著者は、ディジョンの大学に行っているときに、ヴェズレーのサント・マドレーヌ寺院を訪れたときから、ロマネスク建築の虜になったとあとがきに書いている。
僕も、ずい分昔にヴェズレーを訪れて、その町のたたずまいとサント・マドレーヌがすっかり気に入って、ロマネスク建築が好きになった思い出がある。

そのときは、かみさんと一緒にディジョンから、ローカルな二両編成のディーゼルカーに乗って、一面に麦とぶどうの畑が広がるブルゴーニュの景色の中を、のんびりと古いロマネスクの雰囲気の残る町々を訪ね歩きました。
オータン、ヴェズレー、オーセール、どこもきれいな町でしたが、特に丘の上にひっそりとたたずむようなヴェズレーの町が印象に残っています。

この本を読んでいるうちに、まだ見ていないロマネスクの教会を訪ね歩く旅を、又したいものだと思いました。
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ウオークラリー
昨日は午後から、法政大学のウオークラリーに参加。

これは、毎年今頃の季節に法政大学の建築学科に入った新入生を連れてOBたちが、東京の町並みを案内しながら、建築を見て廻ると言うもので、僕は毎年参加している。

東京フォーラム

幾つかのコースに分かれて、OB二人で学生10人位を引率して、大学院の学生が補佐してくれる。
僕は今年は銀座コースと言うことで、雨の中を四時間ほどかけて学生たちと歩き回りました。
まずは、有楽町の駅前が随分変わったのに驚いた。つい三ヶ月ほど前に建築士の講習会で来たときには気が付かなかったのに、駅前に丸井の大きなビルが出来て、随分雰囲気が変わっている。
出発して、最初に伊藤豊雄の「ミキモトビル」がビルの谷間に見えた。ミキモトビルは出来てすぐに一度見ていて、そのときはあまり良い印象がなかったのだけれど、今回は素直に良い建物だなと思えた。手前に新しいビルが出来、その先に「デビアス」の新しいビル、さらに先に「カルティエ」「シャネル」などが出てきて、町並みが「ミキモト」にあってきたような気がする。
銀座は、有名ブランドのオンパレードで、それぞれ有名建築家が手がけているのだけれど、ずうっと通して見て行くとミキモト以外はあまり印象に残らない。結局、ファサードの操作で、奥行きがないように見えてしますのが原因だと思う。ファッションビルとはそういうものなのかもしれないけれども。
そんな中で、建築ではないけれどシャネルのウインドディスプレーが斬新で気になるものだった。
シャネル


銀座から、歌舞伎座を廻って、新橋方向へ。去年なくなった、黒川記章の「中銀カプセルマンション」を見る。
建設されてから、すでに40年ほど建っているはずだけれど、これが中々良い。
当時のメタボリズムの思想を一番ストレートに反映している建物で、黒川さんの建築では、一番良いのではと思える。取り壊される予定らしいけれど、こういう建物は歴史的な価値があるものなのだから、ぜひ残してほしいと思った。
学生たちに、メタボリズムの説明をしたのだけれど、当然と言うか、メタボリズムなど誰も知らなかった。
中銀マンション


5時半ごろに、大学へ戻って、サンドイッチとお茶で懇親会を行って、解散。
こうやって、改めて学生に説明しながら建築を見て歩くと、自分の中でも新しい発見があって、中々有意義な一日でした。
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category:建築
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