リフォームの現場-防音工事
昨日は、今年最後の現場打ち合わせと言うことで、午前中はリフォームの現場へ行って来ました。

ロックウール吸音材

この家は、2階を賃貸として人に貸す予定なので、それなりの防音を考える必要がありました。
現場では、そのための天井裏に吸音用のロックウールが入れられていました。
これは、断熱用のロックウールとは違って、密度の高いボード状のもので、5cmの厚さがあります。

防音ボード

2階では、床の合板の上に防音ボードが一部貼られています。このボード、かなりの重さがあります。
この重さで、音を遮断するわけです。この上にもう一度12mmの合板を貼って、リノリュームを張る予定になっています。

耐震石膏ボード

1階は、防音のこともあって、壁の耐震補強に構造用合板を貼って、さらに石膏ボードをは仕上げるようにしているのですが、2階の壁は、そこまでの必要がないので、耐震補強に使用できる石膏ボードで、補強しています。
このボードは、今回初めて使ってみたのですが、普通の石膏ボードと比べて、かなり重量があります。ガラス繊維で補強された石膏ボードと言うことですが、専用のビスで細かく留めてゆくことで、構造用合板と同じ様な強度を出すことができると言うことです。

午後から、事務所に帰って、軽く大掃除をして、今年の仕事納め。

今年はなんとなく慌しい一年だったけれど、来年はもっと落ち着いて仕事をしたい。とは毎年思っていて、中々そうは行かないのですが。

ブログを読んでいただいてる方、今年一年は本当にありがとうございました。来年もまた、よろしくお願いいたします。
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雑誌の取材-小金井の家
昨日は、雑誌の取材があって、去年の秋に竣工した、小金井の家に行って来ました。

雑誌の表紙に使いたいということで、編集、カメラマン、助手さん、ライターに加えて、表紙のレイアウト担当のデザイナーと、大勢のスタッフで3時間ほどの撮影と取材でした。

撮影風景

なぜ、デザイナーの人まで現場に来るのか疑問だったのですが、レイアウトされる文字の色と写真の色が重ならないように、現場でデザイナーとカメラマンが相談しながら、写真の構図を決めているのを見て納得しました。

そのデザイナーの方が、「この家に入ったときに、懐かしい気がしました。いつか来たことがあるようなデ・ジャ・ブを感じたんですよ」と言われました。
これを聞いて、ちょっと嬉しい気がしました。こんな家は見た事がない、と言われるよりも、初めてなのに前から知っている家のような気がする、と言われる方が、僕が目指している住宅に近いと思うからです。

玉川上水

帰りに、小金井公園に止めてある車まで戻る為に、玉川上水の上の歩道橋を渡りました。
夏の間は木々の葉が茂って、下を流れる水は見えなかったのですが、すっかり葉が落ちて、水の流れが見えるようになっていました。
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永福町の家-24時間換気
昨日は午後から永福町の現場へ、定例打ち合わせに行きました。

3日前の日曜日にも現場に行っているので、現場はあまり変わっていない。大工さんは、ドア枠等の加工で、加工場で仕事をしているということで、今日はお休み。
電気屋さんと、空調屋さんが仕事をしていた。

前もって、エアコンの配管用スリーブを取り付けるために、図面で大まかに決めてあるエアコンの位置を現場でもう一度正確に決めて、電気屋さんにもその位置にあわせて、コンセントをつけてもらう。

24時間換気扇

ダクト

写真は24時間換気用の換気扇を和室、押入れの天井裏に取り付けたところ。
24時間換気とは、建材や家具などから出る人体に有害な物質が空気中に滞留しないように、部屋を換気するもの。24時間常時少量の換気を行い、おおよそ2時間で部屋の空気が全て入れ替わるような計算になっています。
最近の家は機密性が以前と比べて各段に高くなっているのでこのようなことが必要になるわけです。建材も規制が厳しくなっていますが、全く有害な物質がでないわけではありませんし、人間がいるだけでも二酸化炭素は排出されているわけでうから、換気は必要と言うわけです。
もっとも、季節の良いときには、窓を大きく開けて換気することが一番と言うことに変わりはないわけですが。

この家の場合は、少し変わった換気の仕方をしています。
天井裏にある換気扇はダクトを床下に下ろして、床下の空気を外に出すようになっています。
各部屋には壁に外から空気を取り入れる直径10cmほどの換気口が開いていて、床にも換気のガラリが付いています。
つまり壁から入った空気はいったん床下に取り込まれてからダクトで外に排出されるようになります。

なぜこのようなことをしているかと言うと、普通は床下の換気と言うのは外部から取り入れているのですが、この家では、床が地盤面と同じ高さで、基礎の内側で断熱をする、いわゆる基礎断熱の為に外部からの床下への換気は取れません。
基礎断熱の場合、床下は室内と同じ環境になるために、特に換気はいらないという考えもあるのですが、土台がある床下の空気が動かないのは、なんとなく気持ちが悪い。
と言うわけで、24時間換気と床下換気を同じ系統で行うように考えたわけです。

我ながら良アイディアだと思っているのですが。
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永福町の家-Get on the bus
昨日は、永福町のお施主さん夫婦と、事務所で打ち合わせがありました。
まだ少し早いのですが、外壁の色、内部の色、家具の色などを相談して、その足で一緒に現場に行きました。

床暖パネル

現場は4日前に行ったときには敷いていなかった、床暖房のパネルが敷いてありました。
銀色のパネルに現場で配管をして、その後が解るように赤いテープを張っている。この上に大工さんがフローリングを張ってゆくのだけれど、間違って床暖の配管に釘を打たない為の予防処置。
このメーカーは現場で継手を使わずに、ボイラーから一本の配管でつなぐのが特徴で、継ぎ手がないので、漏水の危険が少ないことと、現場で施工するので、配管の廻し方が自由に出来る。

現場の帰りに、スポーツクラブによって、1時間ほど泳いでから帰宅。

夕食の後に、借りておいたビデオを見ました。
なぜか忙しい日曜日。もう少しのんびりすればよいのにと思いつつ、目いっぱい予定を組んでしまうのが性分なのでしょうね。

ビデオは、少し前のスパイク・リーの映画、「Get on tha bus」
1995年の黒人が100万人集まろうという呼びかけ「ミリオン・マーチ」に参加する為に、LAからワシントンまで、バスをチャーターして出かけた男達の話です。
黒人が一致団結してと言うテーマだけれども、バスに乗っている男達は、完全なブラックもいれば、ハーフもいる、クリスチャンもいれば、モハメットも、インテリもいればそうでない男も、警官もいれば、犯罪者もいる、ゲイもいれば、ゲイを嫌うやつもいる。
と言うわけで、6日間の旅の間に様々なトラブルがあり、スパイク・リーの映画の常で、決してハッピーエンドにはならない。
ハッピーエンドにはならないけれど、なぜか見終わった後にすがすがしい余韻があるのは、最後に同じ経験をした男達の団結心を感じるからなのでしょう。
様々なシーンで聞ける、ブラックミュージックも楽しい。
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リフォームの現場
昨日は、上落合のリフォームの現場へ。一昨日とは打って変わって、暖かい日だったので、現場に行くのも楽です。

壁の調整

現場は、内部の下地関係がだいぶ進んで、天井の野縁も付けられていました。1階は耐震補強と防音を兼ねて、構造用合板を貼った上に石膏ボードを張って、塗装仕上げの予定なのですが、柱が場所によって、微妙に傾いていて、大きいところでは3cmほどの差がある。元々の建物の精度の問題で、構造的には問題ないのだけれど、このまま石膏ボードを張ると、巾木や天井の納まりが真っ直ぐ行かずに見苦しくなってしまう。そこで大工さんは、構造用合板の上に胴縁と言う桟木をパッキンで調節しながら取り付けています。

雲スジカイ

この家は屋根の勾配が急なので、小屋裏が人が立って歩けるほど広い。屋根を支える小屋束も背が高いので、雲スジカイをタテヨコに取り付けて補強しています。

ダクト

設備の工事も進んできて、キッチンのレンジフードをつけるところまで、ダクトが取り付けられています。この部屋は、アイランドタイプのキッチンなので、部屋の真ん中にレンジフードが来ることになります。
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永福町の家-天井野縁
今日は午後から永福町の現場へ行きました。

あいにくの雨で、現場は寒かった。もっとも、職人さんたちは一日この寒さの中で仕事をしているのだから、こんなことで寒がっていては申し訳ない。

外観

現場は、外部で、先週の防水通気シートを張ってあった上にタテ方向の胴縁を留めて、モルタルの下地になる合板を貼ってありました。このタテ胴縁が通気を取る部分になるわけです。
柱の上に耐震面材を張って、防水通気シート、通気の為のタテ胴縁、合板、防水紙、モルタルと壁が何重にもなって、少しオーバーな感じですが、モルタル壁で通気を取ろうとするとこのようになる。その分ずい分丈夫になることは間違いがないと思います。

天井野縁

外部が大方、形が付いたので、大工さんは内部の天井の下地(天井野縁)を取り付けていた。

ヘッダー

2階の水周りの床下になる部分では、2階への給水、給湯の配管が、ヘッダーから分かれて取り付けられている。ここのトイレの排水は、下の階に音が響かないように、防音材が巻かれています。

コネクター

ヘッダーから来た配管は水栓器具の前でこのような砲金製のコネクターに取り付けられる。
サヤ管ヘッダー方式と言う配管の方法は、ずい分ポピュラーになって、従来の方式と比べて、格別コストアップするわけではないのだけれど、このコネクターが結構高いらしい。
高いだけあって、しっかりした感じがしますが。
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構造と感性 Ⅲ

構造と感性
去年から今年の春にかけて、構造家の川口衛先生のセミナーを聞きにほぼ月に一回程法政大学に通っていました。

そのときの講義録「構造と感性 Ⅲ」が出来たということで、早速送ってもらって読みました。

一度聞いた話なので、どうかと思ったのですが、読み始めたらこれがすごく面白い。セミナーのときから書き加えたところもあるのかもしれないし、こちらの記憶力が怪しいのか、初めての本のように興味深く読むことが出来ました。

この回は、パンタドーム工法といって、地上で組み立てたドームをリフトを使って最終的な形に持ち上げる工法の話です。

川口先生に言わせると、建築は出来上がった状態だけでなく、工事の過程も合理的で美しくあるべきと言うことになる。
面白いのは、ドームが持ち上がって行く過程を、昆虫の変態になぞらえて、「メタモルフォーゼ」と呼んでいることです。そしてさなぎが蝶になる時は、天敵に襲われても無防備な危険な状態であるのと同じ様に、建物をリフトアップする過程は不安定で危険な状態なので、いかにそれを短い時間に、そして安全に持ち上げる方法を考えることが大事だといっています。

ドームを途中のヒンジで折った形は断面だけ見ると非常に不安定に見えるけれども、立体として考えると大変安定しているそうです。(その辺の理論的な話は大変難しいのですが)

もうひとつ、面白かったのは、空間的に効率がよく、かつ安定したドームの形を考えていたときに、第一次世界大戦のとき、イギリス軍の科学者が効率の良いパラシュートの形を理論的に導いたものが、先生の考えているドームの形と同じだったと言う話。兵器と言うものは究極の合理性を求めるから、通底するところがあるのかもしれませんね。


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クリスマス ゴスペル コンサート
pencil bunch


昨日の夜は、松谷麗王君率いるPENCIL BUNCHのコンサートへ中野のZEROホールへ行きました。

コーラスを生で聞くのは珍しいことだったけれど、これが素晴らしいコンサートでした。
メンバーは女性5人、男性2人、それにバックのバンドが加わる編成。人間の声が何人も重なることでこんなに複雑で、変化に富んだ音楽が生まれるのは新鮮な驚きでした。
そして、ゴスペル特有の体を揺さぶるようなリズムと美しいハーモニーは、ここのところ仕事以外に使っていなかった頭をすっかり解放してくれる力があります。

バックのバンドも素晴らしかったけれど、楽器なしでアカペラで歌う歌の方が、よりコーラスの素晴らしさがわかるような気がします。一人一人の声がまるで楽器のようで、アカペラで歌い始めたときに、一瞬、後ろで楽器がなっているような錯覚を起こしました。

クリスマス気分いっぱいのゴスペルをすっかり堪能した夜でした。
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中野の家
昨日は、以前にもここに書いた、中野の友人の家に行ってきました。築80年経っていると書いた家です。

建物の解体に先立って、庭にあるお稲荷さんを解体したり、処分しないといけないものをまとめて頼む為に、今中野から近い上落合で工事をしてもらっている大工さん、建具屋さんなどに行ってもらいました。

ケヤキの梁

だいぶ片付いてきたお蔵は改めて使っている材料の立派なことに驚きます。真ん中に通っている梁は巾が25cm背が40cmほどあり、節ひとつないケヤキで、本当にきれいです。
この倉から出てきた箱の底に安政3年の書き込みがあるので、やはり150年ぐらいは経っているようです。

安政3年

また、一まとまりの和紙を閉じた本が出てきました。開いてみると、絵と文字が交互に出てきて、江戸の色々な場所を網羅した本のようです。丁度開いたところが、僕の事務所のある高田馬場で、馬場で流鏑馬を行っている絵と共に、高田馬場の由来が書いてあり、ついつい面白く読んでしまいました。
かなが振ってはあっても、意味は半分ぐらいしか解りませんでしたが。

玄関

建具屋さんに頼んで、襖の引き手を外してもらいました。それを並べてみると、色々な形のものがあります。手に持つとずっしりと重く、今のものとはずい分違う存在感があります。
この内のいくつかを、今工事中の永福町の家のお茶室に使おうと思っています。
襖引き手

先日この家の写真撮影をして、昨日また隅々まで見ながら、建築、特に住宅について、ずい分色々なことを考えさせられました。そのことはまた改めて書いてみたいと思っています。



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category:建築
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永福町の現場-床張り
今は午後から永福町の現場へ。

現場は、先週張り始めた通気防水シートが全て張られて、通気層を取るタテ胴縁が取り付けられていました。

タイベック
妻壁

外壁はモルタル塗りで、妻部分だけガルバリュームのサイディングにして、そこにも台形のサッシが納まるようになっているのだけれど、その納まりが結構複雑。丁度板金屋さんも来ていたので、大工さんと板金屋さん、現場の監督、みんなで足場に上って、現物を見ながらああだこうだとやっているうちに雨が降ってきました。

1階床

内部では、1階の床下地の合板が貼られていました。断熱材のピンクのところが基礎なので、この家では床よりも基礎が上がっていることになる。実は、この床が外の地盤面と同じレベルになる。普通は1階の床は地盤面よりも50cmぐらい上がるので、ちょっと変わった構造になっている訳です。
法的な高さ制限からきているのですが、幸い敷地が道路よりも40cmぐらい上がっているので、その差を玄関のアプローチで解消するようにしています。

ヘッダー

今日は水道屋さんも配管工事をやっていて、排水、給水の位置などを打ち合わせ。
洗濯機の排水の位置は結構迷うところ。最近の洗濯機はずい分大きくなってきているので、洗濯機をはずして、排水のつなぎを考えると微妙な寸法になる。
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リフォームの現場-断熱施工
今日は午後から、リフォームの現場へ。

現場は、地下鉄東西線の上落合の近くで、高田馬場から一駅。僕の事務所からは歩く時間を入れても20分で着いてしまう。このぐらい現場が近いと本当に楽ですね。

断熱材
構造用合板

現場は、少しずつ壁に断熱材を入れて、耐震壁とする為の構造用合板を貼り始めています。

鉄骨補強

2階の床梁の少し頼りないところを、鉄骨の梁を入れて補強しています。
この建物は40年前にしては、きちんと設計事務所の書いた図面が残っているのだけれど、どうも、木造にあまり詳しくない人が設計したようで、梁が全般に細くて、解体の前にも歩くと床がたわむような現象がありました。
その辺を入念に補強してゆきます。

設備配管

1階の床下には、設備屋さんの配管がだいぶ進んでいます。
写真の青い配管が水道、ピンクの配管がお湯です。これをヘッダーと言うもので分岐して、各水栓までもって行く。その廻りに床暖房の配管も何本か通っているので、ここはずい分配管が込み入っています。
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永福町の家-ユニットバス
いつもは午後から行く、永福町の現場へ、都合があって午前中に行ってきました。

通気防水シート

現場は丁度、外壁の耐震面材の上に通気防水シートを張っているところ。サッシ周りには防水テープを使って張っているのを確認。

断熱材

内部では、壁の断熱材が取り付けられていました。下のピンク色の断熱材は基礎の部分。この家では、基礎を少し地中に埋めて、基礎の内側から断熱しています。

ユニットバス
ユニットバスの底

2階では、これも丁度ユニットバスを取り付けているところでした。2階の梁に付属の鉄骨架台を架けて取り付けているので、下の部屋からユニットバスの下側が見えて、ちょっと変な感じです。もちろんここには天井が張られるわけですが。

大工さんも、そろそろ内部の建具枠などの加工をするので、納まりの打ち合わせをしました。見かけ以上に、複雑な納まりのところが何ヶ所かあるので、その辺を打ち合わせますが、大工さんの飲み込みが早いので助かります。

モミジの庭

帰りがけ、ご近所の家の庭ではモミジが紅葉していてきれいでした。
多分お年であまり庭の手入れは出来ないのか、少し荒れた庭でしたが、東京では庭が有って、木々が茂っているだけでも貴重。
このような庭がなくならずに、いつまでも残ってくれるといいのにと思いました。
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すまいオープン
昨日の日曜日は、午後から「すまいオープン」のオープンハウスで建築家の大戸浩さんの設計した、台東区のお宅を見学に行ってきました。

「すまいオープン」は大戸さんを中心に、数人の建築家で、実際に住み始めてから数年経った家を見てもらい、すまいと生活の関係を実感してもらおうと始めたもので、今回が第1回目に当たる。

住んでいるご家族に迷惑がかかってはいけないということで、少人数で予約制としたのだけれど、今回は情報が行き渡らなかったのか、参加したのは、我々関係者だけでした。

外観

建物は、浅草通りの広い道に面した15坪ほどの敷地に4階建てで建っています。
ワンフロアーが12坪ほどでけして広くはないけれど、色々と工夫が凝らされて、住み安そうな家でした。
僕が感心したのは、2階にある家事スペース、専用の洗濯室が広く取られて、そこで洗濯物も干せるようになっている。その隣に洗面室があり、さらに家事用のカウンターが広く取られて、便利そう。さらにこのスペースにかなり大きな収納が設けられている。
その奥にある寝室はベッドで一杯になるほど狭いけれど、夫婦で働いているということで、このような家事の空間は大切だと思う。

もうひとつ、玄関がかなり広く取られていて、自転車が3台入るスペースがある。その他玄関周りの収納もたっぷり。
狭小住宅で、大事なことは、各部屋の面積配分だと僕は思っているのだが、そこに暮らす人の生活スタイルで、その配分の仕方は様々だと、改めて思いました。

鉄道模型

玄関の天井裏に設けられたスペースには、ご主人の趣味、鉄道模型のレイアウトまでありました。

居間

エレベーターが付いていているので、4階がキッチンとダイニング・リビングになっている。南側の大通りに向かって、大きく窓が開かれていて、明るくて気持ちのいいリビングです。

インタヴュー

ここで、お茶を頂きながら同行したライターの市川さんが聞き手になって、1時間ほど色々な話を伺いました。設計中の話やら、住んでみての感想など、中々興味深いお話でした。
これから家を建てる人が参加していれば、参考になる話も多かったと思うと少し残念でしたが。

PS: 今日になって解ったことですが、この家のお子さんと、私が設計した「浅草の家」のお子さんは、同じ幼稚園に通っているそうです。あちらは女の子3人、こちらは男の子3人と言うのも面白い偶然。工事の時期も同じ頃だったので、よく「浅草の家」の現場を見に行っていたそうです。
本当に世の中は狭いものですね。

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