京都へ
昨日の続きで、山崎から午後にはおじさん3人組みで、京都へ。

京都駅の大階段

京都駅は、さすが日曜日でにぎわっていました。原広司さん設計の京都駅も、最初は戸惑う人が多かったのかもしれませんが、今ではすっかり古都の顔となって、その賑わいを多くの人が楽しんでいるように見えました。

ここで昼食を食べてから、五重塔の内部が特別公開となっていると言うので、東寺に出かけました。
東寺は、京都駅の南側、九条通りに面しています。実は京都の南側へ行くのは初めてです。
元々は、京都の南側の入口、羅城門の東側を護るお寺だったということです。
明治になって鉄道が町を横切ったことによって、京都の町は分断されて、なんとなく南側は寂れた感じがします。
東寺の縁日風景

東寺が近づくにつれて、人が増えてきて、境内に入ると物凄い人でごった返していました。この日は21日で、丁度弘法大師にちなんだ縁日だったようです。買い物客でにぎわう様子が、なんとなく京都駅の賑わいと重なって感じられたのは考えすぎでしょうか。

東寺五重塔

五重塔は噂どおりに端正で立派なものです。普段は非公開の内部に入ると、大日如来になぞられた心柱の周りを如来、菩薩がぐるりと取り巻いて、密教の曼荼羅を描いていると言うことで、興味深いものでした。4周の壁にも絵が描かれていて、決して広くない空間が寄り濃密になった感じがします。

東寺の後は、先週のNHK日曜美術館を思い出して、四条にある可必館で魯山人の展覧会を見て、大阪のY君のおすすめで、相国寺へ行きました。
朝から歩き詰めで、さすがに疲れたところで、甘いものでも食べようと、最近、立て直したと言う「とらや」へ行き、羊羹とお抹茶をいただいて、一休み。そろそろ空も暗くなってきて、本当によく動き回った一日でした。
「とらや」は、建築家の内藤廣さんの設計です。お店は、中庭を挟んで、古いお蔵とお稲荷さんの赤い鳥居が見えて、なかなか風情があります。
とらや中庭とテラス席

面白いのは、垂木と仕上げを兼ねた天井が緩やかなカーブを描いて、外部にまで伸びて、テラスの上を覆っている様子です。この台形断面の垂木がインテリアの大きな要素になっていますが、同時に構造の一部もになっていると言うところも興味深い。
台形の垂木
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山崎へ
大阪で結婚式のあった翌日は日曜日だったので、大阪と京都の間にある山崎へ行きました。

山崎と言うところは、前から気になっていて、いつか行きたいと思いながら、今回始めて訪ねました。
なぜ気になっていたかと言うと、ひとつは、山崎の妙喜庵にある利休の茶室「待庵」を一度見てみたいと思っていたことと、秀吉と光秀が戦ったところがどんなところか知りたいと言うことがありました。

山崎駅前

関西にいる、大学時代の同級生二人と、久しぶりに1日語り合おうと、山崎の駅前で待ち合わせしました。
実は、待庵を見学できるように予約のはがきを出しておいたのですが、時間が迫ってからのことだったので、これは不可になってしまいました。その代わり、町立郷土資料館に待庵の写しがあるということなので、早速3人で訪ねてみました。
この資料館には待庵のほかに山崎の合戦の資料、さらに平安時代からの歴史的な説明があり、ボランティアの年配の女性がわかりやすく説明してくれるので、1時間ほどじっくりと話を聞きました。
茶室と言うのは、庭との関係で見ると言うことから言えば、本物には及びませんが、ここの写しも良く出来ていました。柵から先へは入れないのですが、頼み込んで、ニジリ口から中を覗かせてもらうと、今まで写真や図面では解らなかった、微妙な感覚や、研ぎ澄まされたプロポーションから完璧なひとつの宇宙が見えてくるようです。
もし、山崎へ行くことがあったら、この資料館は絶対お薦めと言えます。

郷土資料館を後にして、駅の反対側、山を少し登ったところにある、大山崎美術館へ行きました。
大山崎美術館本館と別館の通路部分

ここは、昭和初期に建てられたと言う、ハーフティンバーの英国風の建物だが、何年か前に安藤忠雄が増築工事を行い、そこにモネの睡蓮の絵が何点かあるので有名なところ。
安藤忠雄の作った部分は、余りよいとは思えなかったけれど、本館のインテリアはなかな良い。
インテリアステンドグラス
写真は、展示室の窓に大理石のスライスしたものを、ステンドグラス風にしたもの。

庭と裏山のタワー

なぜか日本的な池があり、向かいの山にそびえるタワーが、ちょっと面白い。
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大阪へ
先週末は、久しぶりに大阪へ行きました。

以前、僕の事務所のスタッフだった女性が結婚することになり、結婚式に参加するためです。
夜の結婚式だったのですが、早めに東京を出てお昼ごろ大阪へ着き、久しぶりに大阪見学。
大阪城天守閣

まずは、大阪城へ行って見ました。子供の頃に行った記憶があるのですがそれ以来本当に久しぶり。
大阪城のお堀

天守閣は、どう見てもいい加減な建物ですが、お堀が立派なことと、石垣の石の大きさには驚きました。大阪夏の陣では、家康もさぞかし苦労したことだろうと想像できます。
石垣

その後大阪の繁華街を見ようと言うことで、地下鉄で難波へ出ました。
大阪城付近では、人も少なく、大阪は東京よりも静かなところだなと思ったのですが、難波の駅を降りて地上へ出ると、物凄い人の波で圧倒されました。
法善寺横町

わけもわからず、闇雲に歩いていると、法善寺横町と言う看板が。そんな歌があったなと,思いながら入ってみると、ちょっと神楽坂を思わせる石畳のしっとりと露地でした。
もう一度表通りに出ると、大阪松竹座の風情のあるたてものが目に入りました。
大阪松竹座

土地勘も働くようになって、面白くなってきたところで、時間が無くなり、急いでホテルへ帰り、着替えて結婚式に向かいました。
披露宴風景

夜6時から始まった結婚式は、アットホームな気持ちの良い式でした。人前式で、仲人も立てずに、披露宴も本人達が色々と工夫を凝らした後があって、なかなか楽しいものでした。
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オープンハウスのお知らせ-高田馬場の家
外観

ここでも度々、現場の様子をお伝えしてきた「高田馬場の家」がいよいよ完成します。
そこで、お施主さんのご好意により、2月28日(日)の午後に、オープンハウスを開催したいと思っています。
築30年近く経った18坪ほどの小さな住宅のリフォームですが、全面的な間取りの変更を行い、各部屋を広く明るい、使いやすい間取りに変更しました。
リビングルーム

又耐震性能を上げ、断熱性能も次世代省エネ基準に適合するように改修しました。
リフォームの手法、耐震改修、断熱改修の方法などを説明する資料を現場に展示して、詳しい説明を行いたいと思っています。
ダイニングキッチン

多くの方に、見に来て頂ければ幸いです。
詳しいご案内はこちらをご覧になってください。
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住宅省エネラベル
省エネラベル

住宅版エコポイントのこともあって、去年の暮れから省エネについて色々な本を読んで、自分なりに勉強をしてきました。
住宅の省エネについては、色々な基準があってかなりわかりにくいところがあるのですが、2009年の省エネ法改正で、住宅事業主の判断基準というものがあります。
これは義務ではないのですが、2013年までに達成すべき住宅の省エネルギーに対して、現在建てている住宅がどのぐらいの割合で省エネ率を達成しているかを表示するものです。
住宅の断熱性能に加えて、暖冷房、換気、照明、給湯にかかる年間のエネルギーを計算して、東京であれば、換気や暖房の方法にもよりますが、年間53.9GJ(ギガジュール)が2013年の基準になります。53.9GJと言っても想像しにくいですが、これは今回のエコポイントでも採用されている、次世代省エネ基準の断熱に加えて、現在の住宅のエネルギー消費量を10%削減する内容に相当するようです。

計算の仕方は、「建築環境・省エネルギー機構IBEC」の「住宅事業建築主の判断基準」と言うサイトに詳しく出ているのですが、そこに簡単に計算の出来るウェブプログラムがあるので、早速利用してみました。
計算したのは、先日設計の終わった「三鷹の家」と竣工間際のリフォームの住宅「高田馬場の家」です。
結果からいうと、「三鷹の家」が124%、「高田馬場の家」が118%でどちらも基準を20%ほど上回る値で、中々好成績でした。
「三鷹の家」は太陽光発電を行っているので、発電量を使用エネルギーから引くことが出来て有利になっています。太陽光発電考慮しないと丁度100%ぐらいです。
「高田馬場の家」が太陽光発電でないのに数値がよいのは、「三鷹の家」が古いエアコンを再利用するのに対して、新しいエアコンを導入しているためです。一度計算してみると、消費されるエネルギーがどのように配分されているかなど、色々なことがわかってきて、中々興味深いものがあります。
ここには、テレビや冷蔵庫などの家電類が入っていないので、そういったものも含めると又違う結果が出るのかもしれません。又、住宅の規模や、住人の人数なども考慮されていません。多分30坪ぐらいの広さで、家族4人ぐらいを想定しているのではないかと思うのですが、今回計算した家は二件とも20坪ぐらいで、二人暮しなので、実際にはもっとエネルギー消費量は少ないのかもしれません。

100%を達成すると、写真のようなラベルをダウンロードして、使用することが出来ます。
早速、二件のお施主さんに結果を説明して、ラベルを渡しました。
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ママレードを作ってみる
先日、5年前に設計した住宅のお施主さんから、ダンボールに入った柑橘類を送ってもらいました。
愛媛の無農薬農園からの直送で、伊予柑、ポンカン、ネーブル、八朔、デコポンなど色々なものが入っています。
毎年送ってもらって恐縮しているのですが、これが新鮮でおいしいので、もらって本当に嬉しい。

伊予柑とかぶす

と言うわけで、昨日はこれでママレードを作ってみました。ママレードは、皮を食べるので、無農薬でないと怖くて作れないので、これを送ってもらう度に作ってみて、今回で3回目。だいぶ慣れてきました。
作り方は、皮と実を砂糖で煮込むだけで、簡単なのですが、皮を薄くむいて刻んだり、身をひとつひとつ袋から出さないといけないので、結構手間が掛かります。
製作中

午後から初めて、出来上がったのは暗くなってからでした。
でも半日、音楽を聴きながら、こんなことをしているのも楽しいものです。

ママレードの出来上がり

今朝は、早速パンに載せて食べてみましたが、新鮮で、香りがよく、やはり売っているものよりも数段美味でした。
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「高田馬場の家」-仕上げ工事
今日は午前中、高田馬場のリフォームの現場へ。

少々遅れ気味だった工事も、いよいよ最後の仕上げの段階になって来て、後10日ほどで竣工の予定。

2階居間

2階の部屋は、ペンキ仕上げの天井が塗り終わって、壁の漆喰が下塗りまで終っています。大工さんが、シナのランバーコアで本箱を作っていました。この後、今週中には漆喰の上塗りが終る予定。

1階キッチン

1階のキッチンは、キッチン家具の取り付けが終って、壁も仕上がり、ペンキやさんがサッシの枠に塗装を塗っていました。家具はベニヤ板で養生されているので、まだ僕も仕上がりの確認が出来ていない。最後に養生が取れるのが楽しみです。

外部でも、まだ外構の塀を作る工事が残っているのだけれど、鉄骨で作ったバルコニーが付いて、だいぶ見られるようになってきました。
外観

リフォームの場合、外の形は基本的に変える事は出来ないので、設計者としては不満が残るところだけれど、バルコニーの形や、塀など外構工事で少しずつ雰囲気を作ってゆくようにしています。
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確認申請の提出
昨日は、設計の終わった三鷹の住宅の確認申請の書類を持って、民間の確認機関へ行きました。

確認申請の書類は、数年前からずい分煩雑なものになったので、あまり楽しい作業ではなく、ほぼこの1週間はこの作業に掛かりっきりになっていました。
先週に一度事前相談に行っていたので、今回、内容を見てもらって、ほぼ問題はなく、2週間ほどで降りますといわれて、一安心。ほっとしました。

この検査機関は、大久保にあって、僕の事務所からは歩いて20分ぐらい。近くて楽です。

早稲田大学のカフェ
帰りに、明治通りを歩いていると、しゃれたカフェが。
これは実は、早稲田大学理工学部の中にあって、明治通りの歩道に向かって、ガラス張りで中がよく見えます。授業の終った学生がおしゃべりをしていたり、ノートPCを開いて勉強していたり、なかなかほほえましい。
最近の学校はしゃれていますね。

デッキのあるオープンカフェ

学校の門をくぐって、裏へ廻ると、ごらんのようにこちらもガラス張りになっていてデッキの床に、コンクリートの庇が延びて、テーブルが並んでいます。
コンクリートの庇には既存の樹木に合わせて、穴が開いています。

ここで、ふと疑問がわいたのは、道路側も裏側もガラス張り、重いコンクリートの屋根と庇はどうやって支えているのだろう。
仕事柄、こういうところにはすぐ目が行ってしまします。
細長い建物の両端には、コンクリートの壁がありますが、屋根は相当に細長いので、これだけではもたない筈と思って、よく見ると、中に細い鉄骨の柱が何本か立っています。
上から垂直にかかる力は、この鉄骨で持たせて、横に揺れる力は両端のコンクリート壁で持たせているのですね。
一見シンプルに見える建物ですが、構造的には結構凝っている事が解りました。
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エコガラスのサイトに掲載されました
玄関アプローチ

去年の12月に「大井町の家」が、エコガラスのサイトを運営しているところから取材を受けたことは、ここにも書きましたが、ようやくサイト上で見られるようになりました。
http://www.ecoglass.jp/webmagazine/201002/house/

思っていたよりも、詳しく紹介されていて、写真も豊富です。建築雑誌よりも文章の量が多いのは、ウェブの自由度の高いの特徴かもしれませんね。写真もクリックすると大きくなるだけでなく、より広い範囲が見えるようになっていて、これはウェブ上ならではと感心しました。自分のサイトでも使えそうな技法です。

よろしかったら、ぜひ一度覗いて見てください。
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