基礎配筋検査 -クローバーハウス
昨日は三鷹のクローバーハウス現場へ、基礎の配筋検査へ。
配筋検査

現場は配筋が終って、職人さんがアンカーボルトの取り付けを行っていました。
この基礎の職人さんは、今までにも何度か工事をやってもらっているけれど、なかなか丁寧な工事をしてくれる。
配筋詳細

鉄筋の太さ、配筋のピッチ、開口部の補強筋などをチェックして、特に問題はなく、上棟式の日取りなどを打ち合わせしました。
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大江宏賞公開選考会

土曜日は、毎年恒例で、今年で6回目になる、法政大学修士卒業設計の「大江宏賞」公開選考会に行きました。
選考風景

学生達の力作を見ると言うのは、楽しいことに加えて、硬くなってきた僕の頭にも良い刺激になります。
午後1時から始まって、あらかじめ絞られた8作品のプレゼンを見て、質疑応答、最終選考と終わったのは7時近くになっていました。
作品模型1
作品模型2

今年の受賞は、上野公園に図書館を作ると言う案で、空間を作るシステムがユニークと言う点が評価されました。
次点になった、新宿歌舞伎町を再生すると言う作品が僕は気に入っていたのだけれど、僅差で落ちてしまった。
そういえば、最近はほとんど行かなくなった歌舞伎町だけれど、コマ劇場が閉館して、歌舞伎町のイメージもよくないためか、ずい分衰退しているらしい。僕が昔よく通った映画館もずい分閉館して、みんなパチンコ店になっているらしい。

選考会の後、これまた恒例の懇親会が学生食堂であり、その後は、神楽坂で2次会、3次会まで付き合って、すっかり飲みすぎてしまいました。
神楽坂の露地

神楽坂は、夜遅くなっても、大勢の人たちでにぎわっていました。
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秀吉と利休
秀吉と利休


野上弥生子の小説「秀吉と利休」を読みました。

一月ほど前に大阪へ行った帰りに山崎へ行きました。僕は旅行をする時に、そのたびに関連する本を列車の中で読むことが多いのですが、その時には、この本をアマゾンに注文したのが間に合わず、帰ってから読むことになりました。

秀吉の茶頭だった利休が、秀吉の怒りを買って切腹させられた話は有名です。
百姓の身分から、関白になり、天下に上のない身分になった秀吉が、当時、一流の文化人であった利休に対して、密かに劣等感のようなものを感じていたことは、容易に想像できます。
ただこの話は、そのような単純な話ではなく、世俗の最高権力者と、芸術家として自由でありたいと欲する男の内面を克明に描いているといえます。
物語の途中で、利休の弟子の、山上宗二はその権力に順応するような器用さがない為に、秀吉に殺されてしまいます。ひたむきに、わび茶の世界を求めた挙句に殺された宗二に、利休は深く突き動かされて、次第に秀吉との関係をわずらわしいものと感じるようになります。
話しの傍流として、これは架空の人物のようですが、利休の末の息子、紀三郎の話が語られます。彼は、天下一の茶人である父親に反抗しつつ、自分が何者なのかを見つけられずに苦しんでいます。
この紀三郎の話が、秀吉と利休の葛藤に別の深みを与えているように思えます。
アイデンティティーを失って悩む若者、と言うテーマは、ひどく近代的なものを小説の中に持ち込んでいるように思えるのです。
この紀三郎の話は、なんとなく夏目漱石の小説を髣髴とさせるところがあるのですが、後で調べたところでは、野上弥生子は若い時、漱石に小説の手ほどきを受けたそうです。
そういえば、リズムの良い文体も、どこか漱石の文体を想像させるところがあります
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いつのまにか春
連休は穏やかな良いお天気に恵まれて、のんびりと過しました。

我が家の庭は、秋から冬にかけて、降り積もった落ち葉をそのままにしているので、久しぶりに掃除をしました。
スズランスイセン

すでに色々な草花が芽を出してきていますが、「スズランスイセン」がいたるところで、花を咲かせています。何年か前に、どこかから種でも飛んできたのか、花を咲かせるようになったものですが、今年はずい分増えて、あちらこちらに花を咲かせています。
あまり手入れもしない庭なのに、勝手に色々な草花が咲くものだと感心しています。
その植生も、年とともに変わってゆくところが、自然って本当に不思議だなと思います。
サクラ・モモ・マンサク

庭掃除に疲れて、近所を散歩していると、いたるところで花盛り。
まだまだ寒いと思っているうちに、いつの間にか春になっていたんですね。
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エコポイント講習会など
昨日は午前中、国交省主催の住宅版エコポイント講習会に行きました。

会場が新宿文化会館だったので、区役所の脇から斜めに入る遊歩道を通って近道をします。この石畳の道は、両脇に緑地があり、新宿の喧騒を忘れるほどのんびりした雰囲気の場所です。すぐ横がゴールデン街なのですが、そのアンバランスが面白いところ。
昔の都電が通っていた後を緑道にしたと言う話を聞いたことがあります。
新宿のネコ

歩いていると脇の植え込みに大きな猫が寝ているので、ぎょっとしました。通勤の人たちが大勢歩いているのに、知らん顔で熟睡しています。しばらく行くとその猫だけでなく、何匹かの猫が、日当たりが良くて暖かいせいかのんびりと寝ています。
通りがかりの猫好きの人たちが、携帯で写真を撮っていたりする光景も、なんとなくほほえましいものです。

ここのところ、「クローバーハウス」のエコポイント申請のこともあり、だいぶ勉強していたので、講習会はそのおさらいのようなものものでした。
そのクローバーハウスも、昨日検査機関からエコポイント対象住宅の認定が下りて、ほっとしたところです。

講習が12時に終って、午後からはそのクローバーハウスの現場へ。
栗石施工

基礎を作る為の、根伐が終わり、栗石を並べる作業をしているところです。明日には、捨てコンと言われる、墨出し様のコンクリートを打設するので、その前の確認です。
丁度、お施主さんも今日は休みだと言うことで、現場に来ていて、工事の様子を説明しました。
地鎮祭を行ってから、まだ一週間も経っていないので、ずいぶん順調に工事が進んでいます。
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岡本太郎記念館
先日、時間が少し空いたので、隈研吾の設計で評判になっていた、南青山の根津美術館へ行って見たのですが、残念ながら、展示の入れ替えの為休館でした。

せっかくここまで来たのにと、ふと思い出したのが岡本太郎の記念館。
確かこの辺にと思って回りを見渡すと、そんなに遠くないところに、ブロックの壁にレンズ型の屋根の乗った建物が見えます。たぶん、と思っていってみると間違いなく岡本太郎記念館と言う看板が出ていました。
岡本太郎記念館外観

この建物は、確か坂倉準三の設計だったはず。いかにもそんな雰囲気が漂っています。
元々は、岡本太郎の自宅だったところで、門を入ると右側に彫刻がいっぱい並んだ庭が見えます。
雨の日だというのに、結構多くの人が来ています。入口でチケットを買うと、係の人が、写真撮影は自由ですと言ってくれたので、ちょっと嬉しかった。普通、美術館は撮影禁止だけれど、太っ腹と言うか、なんとなく岡本太郎らしいおおらかさがいいですね。
岡本太郎が迎えてくれる

最初の展示室に入ると、いきなり岡本太郎の等身大の人形が迎えてくれる。ここは元は居間だったところのようで、テーブルが置かれ、彼の絵画や彫刻が所狭しと並べられています。その奥に天井の高いアトリエがあり、彼の製作の時の様子が偲ばれます。

2階

2階では、1950年代に彼が撮影した写真を展示していました。当時の日本各地の風俗がわかる貴重な写真でした。岡本太郎の意外な一面と言う気もしますが、逆に岡本太郎と言う人は、表面的なイメージとは違って、かなりまじめな人だったのではないかとも思えます。
帰りに、もう一度庭をゆっくりと見ると、南国風な植物の間に色々な面白い彫刻が置かれています。
庭と彫刻

雨に濡れた植物の間に雑然と置かれた彫刻が、独特の雰囲気をかもし出していて、僕はこの庭が一番気に入りました。
とてもきもちが開放される美術館で、ぜひお薦めしたいスポットといえます
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クローバーハウス-遣り方
昨日に続いて、今日も三鷹のクローバーハウスの現場へ。

工事の始まりの頃は、現場でチェックして置きたいことが多いので、必然的に現場へ行く回数が多くなります。何事も始めが肝心。

今日は、遣り方を出すと言うことなので、その確認に行きました。
遣り方

遣り方とは、写真のように、建物の建つ位置より一回り外側に木の柵を立てて、その上に正確に建物の壁の位置を、糸を張って出してゆくものです。同時に横に張った木の板が水平に張られていて、地盤のレベルを示すようになっています。
ちなみに、この現場では、設計地盤面から65cm上がったところにこの板を張っていると言うことで、どの位置でも、ここから65cm下が、設計地盤面と言うことになる。
これから、基礎を作る為に根伐りといって、穴を掘ってゆくわけですが、その深さなども、ここから測れば正確に解る訳です。

現場で使っていた道具が珍しかったので、写真を一枚。
カネピタ

メジャーが左右に二本出ています。これを引っ張ると、左右が必ず同じ長さで出てくるようになっているそうです。これを遣り方の2ケ所に引っ掛けて引っ張ると、二等辺三角形が作れて、これで直角を出すと言うもの。簡単な機構だけれど、建物の角の直角を出せると言うすぐれもの。
ちなみに、商品名が「カネピタ」と書いてありました。カネ(曲)とは建築用語で直角のこと。つまり直角がぴたっと出すことができると言うことですね。
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三鷹クローバーハウス工事着工
三鷹市で、お施主さんがクローバーハウスと言う愛称をつけた住宅の工事が始まり、昨日の日曜日に地鎮祭を行いました。
地鎮祭

この家お施主さんとは、昨年5月に27年目のオープンハウスと言うイベントを行った時に始めてお会いして、その後土地探し、設計、業者の選定と9ヶ月ほど掛かって、ようやく着工と言うことで、感慨もひとしお。
お天気にも恵まれて、神主さんの詔を聞いていると、さあこれから現場が始まるぞ、という実感が湧いて来ます。
そして今日、まずは地盤改良から工事が始まりました。
柱状改良の機械

今回は、極端に悪い地盤でないのですが、建物の解体をしたときに、地中に埋設物が多く見つかり、その撤去のために全体を掘り返して、地盤が緩くなっている可能性があるので、用心のために、柱状改良と言う方法を取っています。
セメントミルクの注入

機械で直径60cmの穴を掘り、トラックに積んである機械でセメント系の固化材を水と混ぜたものを、穴に送り込み、土と混ぜて固めるものです。
施工後の改良部分

この現場では、長さ3mの杭状のものを、合計22本作るようにしています。
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ブラインドで間仕切り
高田馬場のリフォームのお宅も、先日引渡しが終わり、いよいよ明日は引越しと言う段取りになっています。

先日、いつも頼んでいる内装のフォーウエストにカーテンの取り付けをお願いしました。
と同時に、居間とスタディールームの間を間仕切るように、縦型ブラインドを取り付けました。
縦型ブラインドの間仕切り

元の家は、18坪ほどの広さに、個室が3部屋もあり、と言うことはどの部屋も狭くて使いにくいものでした。この家は夫婦二人なので、そんなに部屋数はいらないので、寝室一部屋だけにして、各部屋を広くするようにプランを変更しました。
ゲストルームはありませんが、年に何度かはゲストが泊まってゆくことを考えて、居間とひとつづきになった、ゲストルームをその時だけ仕切るように考えました。
方法は色々考えたのですが、開け放していることの方が圧倒的に長いので、開けているときに邪魔にならなくて、操作が簡単なものと言うことで、天井に途中で曲がるようなレールを付けて、縦型ブラインドを取り付けました。
ブラインドのスラットは国産ですが、途中で曲げられるようなレールが国産にはないので、これはサイレントグリスと言うスイス製のものを使いました。
開けた状態

開けているときの、たまりが結構あるのですが、スタディールームの作業カウンターの巾に収まっているので、それほど気になりません。
スタディールーム側より

閉じた状態で、スタディールーム側から見ると、光が透過して、柔らかな壁になって、なかなか良い感じです。
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全国修士設計展
この間の日曜日に、代官山のヒルサイドテラスで行われていた、全国修士設計展を見てきました。
全国修士卒業設計展

ここでは、全国の大学から修士設計の優秀案から選ばれた作品17点が展示されていました。全国から選抜されてきた案だけに、どれも甲乙付けがたい、なかなか見ごたえのある作品集まっていました。
どれも建築の既成概念にとらわれない、若者らしい新鮮な感覚がします。そんな中で僕が気に入った2点。
オブジェクト・シュールレアリズム

ひとつは、シュールレアリズムをテーマにしたもの。建築とシュールレアリズムはそんなに新しいテーマではないと思うけれど、四角いボリュームの上に黒い球体ののった造形は、黒の色が光を吸って、球体なのか、凹面をしているのか一瞬錯覚に陥り、ブラックホールを連想させる、まさにシュール。
不忍池霧の葬祭場

もうひとつは、アドルフ・ロースの「装飾と罪悪」を逆手にとって、現代における装飾をテーマにしたもの。ロースの建築が芸術になる可能性は、モニュメントと墓地のみだと言う言葉にちなんでの、葬祭場と墓地を不忍池に作ると言う作品です。現代の装飾は、具象的になってはいけないということで、霧を形として表象しているのも面白い。
ヒルサイドテラス一期工事部分

一通り見終わって、この槙文彦さん設計のヒルサイドテラス、一期工事部分を見ていたら、学生時代の課題にこの建物の影響を受けたことが思い出されました。
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生きて、語り伝える-ガルシア・マルケス
ガルシア・マルケス


コロンビアの作家、G・ガルシア・マルケスの回顧録、「生きて、語り伝える」を読みました。

去年暮れから読み始めたので、ずい分と時間が掛かってしましました。まとめて読む時間がないこともあったのですが、600ページに及ぶ大著です。
彼の学生時代から、新聞記者として働き始めた20代の話を中心として、子供の頃の思い出、育った町や家のことが詳しく語られています。
特に、彼の両親、祖父母、とその家の話は、後々の彼の作品の原型を知ることが出来て、マルケスの作品に慣れ親しんでいる読者には興味深いものだと思います。

彼が祖父母とともに育った、アルカタカの町と家は、そのまま「百年の孤独」のマコンドとブエンディーア一家の家そのままですし、彼の祖父は、ブエンディーア大佐を思い出させます。
電信技士であった父と母の恋は、そのまま「コレラの時代の愛」に書かれていることに、そっくりそのまま重なり、又、「予告された殺人の記録」は殺された彼の幼馴染の友人がモデルになっている、と言う風です。
彼の作品に共通する、幻想的な雰囲気と、ルポタージュ風な正確な表現と言う特徴は、彼が育ったコロンビア、カリブ地方の風土とともに、彼が若い頃に新聞記者として、さまざまな事件を追いかけて、文章の技術を磨いてきた結果だと言うことが、この本を読むとよく解ります。
この本は、彼が始めての本、「落ち葉」を出版して、取材のためにジュネーブへ行き、そのまま数年をヨーロッパで過すことになる、と言うところで終ります。

この続きも執筆中と言うことで、いずれ出版されるようなので、今から楽しみです。
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梅が満開
今日は春を思わせる穏やかな天気です。

ここのところ、あたたかいと思って油断していると、急に寒くなったりと、いわゆる三寒四温。
これも春が近いということですね。
満開の梅

我が家の梅の木はお正月から咲き始めていましたが、ここの所やっと満開になり、すでに少しずつ散り始めています。
梅ノ木の足元を花びらが埋め尽くしている様も、なかなか風情のあるものです。
梅の花びら

桜ほど華やかではありませんが、桜より少し色の濃いピンクの模様を描いています。
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オープンハウスお礼
昨日の日曜日は、「高田馬場の家」のオープンハウスでした。

オープンハウス風景

朝から雨で、ちょっと心配したのですが、午後からは雨も上がり、時々日がのぞくお天気になり、日曜日にもかかわらず、予想以上に大勢の方に来ていただきました。
来ていただいた方にはお礼申し上げます。

説明パネル

この家は、リフォームなので、今回は改築前、改築後、そして、耐震改修の様子、断熱改修の様子などをわかりやすく説明するパネルを用意しました。
これも、なかなか好評で、手間をかけた甲斐がありました。
と言っても、これは春休みの研修に来ていた学生君に作ってもらったもの。彼にとっては、木造建築を知る良い経験になったと喜んでいました。今の大学では、木造について、まったくといって良いほど教えていないということで、これはちょっと問題だと思っているところですが。
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