デッキとパーゴラ―上尾の家Ⅱ
今日は上尾の家の現場へ行ってきました。

前回ここに書いた、デッキとパーゴラが出来上がっていました。
デッキとパーゴラ

出来上がって、広い面となったサーモウッドは、思ったよりも目がきれいでなかなか良い感じです。いつも使っている南洋材のハードウッドと比べると見た目にも柔らかい感じがします。(実際やわらかいのですが)
サーモウッドのデッキ

幅が140mmと幅広の材料なのですが、面白いことに根太にはビス1本で留めています。普通は狂いにくいようにビス2本で留めるのですが、この木は狂いにくいのでビスは1本で大丈夫とのこと。逆に2本打つと、木の収縮の時に干渉して割れが入るのだそうです。

パーゴラ

デッキと同じ140mm幅のものでパーゴラを作りました。夏の日差しを遮るためですが、冬に日が入らないのではないかと、お施主さんが心配していましたが、今日の日差しではパーゴラに関係なく十分な日差しが入っていました。春になって徐々に日が高くなってくると日差しをカットするようになると思います。

本箱の小口塗装

室内ではペンキ屋さんが黙々と一人で作業をしていました。
書斎の作り付け本棚を、小口の部分だけ、赤、青、黄色、グレーに塗り分けてもらうように頼んだのですが、それが思いのほか手間がかかっているようです。これからここに入る棚板もすべて色を変えて塗り分けるので、確かに大変なことです。

今週中には、壁の月桃紙が貼り終わり、来週は家具が取り付けられる予定です。
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サーモウッド―上尾の家Ⅱ
上尾の家Ⅱの現場にはいつも火曜日に行くのですが、今週は埼玉地方は雪が結構積もっていて、車で行くことができないために、昨日の木曜日に行ってきました。

内部石膏ボード貼り

現場は、内部の壁下地になる石膏ボードが貼り終わっていて、大工さんの仕事はほぼ終わっていました。
これから、壁紙を張り、作り付けの家具類をセッティングして、床のコルクタイルを張るようになります。
後3週間ほどの工程ですが、予定通り順調に進んでいます。

内部の仕事の終わった大工さんが、外でデッキとパーゴラの制作を始めていました。
デッキとパーゴラ

デッキは今までセランガンバツなど、南洋材の硬くて重い木を使っていました。この上尾の家でも一期工事では、広いデッキをセランガンバツで作っています。
しかし今回は、サーモウッドと言う材料を試してみようと思っています。

サーモウッド

サーモウッドとは、フィンランドで10年ほど前に開発されたもので、パインやスプルースなど普通では屋外での耐久性の低い材料を、水蒸気とともに200℃近い高温で加熱処理をしたものです。
加熱処理をすることで、内部の木の繊維が炭化して非常に腐りにくい木材になります。
薬剤は一切使用していないので、人間や動物の健康に影響を与えることもないということです。

今まで使っていた南洋系のデッキ材と比較したときの特徴は、
①木が柔らかいので、加工しやすい。
②寸法安定性が良く、反ったりしにくい。セランガンバツやジャラ等の固い木はねじれると力が強く、止めているビスを破断することが良くあったのですが、その心配がない。
③南洋材と比べるとだいぶ値段が安い。
④南洋材は資源保護のために伐採が制限されているが、サーモウッドの材料になるパインやスプルースは、フィンランドで計画植林されたもので、環境保護の面からも好ましい。

今回は、この材料を使うためにいろいろと調べてみて、直接フィンランドから輸入しているところから仕入れてみました。
そこでは、サーモウッドのサイディングも扱っているので、今設計中の逗子の家で外壁に使おうと思っています。
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珍しく雪が積もりました
昨晩は関東地方も珍しくまとまった雪が降りました。

僕は夕方、昨年出版された建材の本の改訂版を作るための打ち合わせに乃木坂にある出版社へ行きました。
会議が終わって、雨の中を帰り道にメンバー達と一杯飲んでゆこうということになり、近くの居酒屋で2時間ほど飲んで、表に出ると驚いたことに一面の銀世界でした。
雪の六本木ミッドタウン前

東京の都心で、短い時間でこんなに積もるものですね。帰りの電車が心配でしたが、多少の遅れで帰宅することができました。

朝起きると、庭が一面雪に覆われていました。今日は上尾の現場へ行く予定だったのですが、とても車で走れる様子ではなかったので、予定を延期してもらいました。

雪が降るといろいろ予定が狂って大変ですが、雪に覆われた景色もよいものです。庭の梅の木にも雪が積もって、咲き始めた赤い梅の花とのコントラストがきれいでした。
雪と梅

事務所へ行くために表通りに出ると、案の定スタッドレスタイヤを履いていない車があちこちで立ち往生していて、大渋滞になっていました。

いつもより30分ほど遅れて事務所につくと、玄関前の植木に、溶けた雪がつららになっていました。
枯れ木のつらら
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ピーター・バラカンさんの音楽の話を聞きに行く
昨日は吉祥寺にある小さなカフェ「カフェ・ズミ」で、ここのご主人の泉秀樹さんと、ピーター・バラカンさんの対談と音楽を聞くイベントに行ってきました。
バラカンさんと、泉秀樹さん

お店は20人定員の狭いスペースですが、26人の方が来ていたということで超満員、皆で詰め合って文字通り肩寄せ合ってお話を聞くと言う感じです。それがまた親密な感じで、こんな少ない人数でバラカンさんの話を聞くのもずいぶんと贅沢なことです。
カフェ・ズミ

お二人の音楽体験から話が始まって、途中からバラカンさんが持参したCDを聞きながら話を進めるといった風でした。
泉さんは、お話を聞くと、僕と同じ年でビートルズには1年違いで乗り遅れましたと言っていましたが、後で聞くと早生まれで学年は僕よりもひとつ上、そう考えると僕が最初のビートルズ世代なのかもしれないですね。高校生のころは背伸びをしてジャズばっかり聞いていたと言うところも親近感を持ちました。

バラカンさんはそれより4年下で、最初はやはりビートルズにどっぷりで、ジャズは少し難しいと思っていたようですが、セロニアス・モンクに出会ってからジャズに惹かれるようになったと言うことです。

この日聞かせてもらったCDは、比較的新しいここ10年ぐらいのジャズがラテン、アフリカ、ルーマニア、スペインなど、アメリカ以外の国の音楽と出会ったものが中心で、最近はアメリカ本国よりも、周辺諸国のジャズのほうが面白いと言う話には、なんとなくうなずける気がしました。
僕は、ジャズは昔のものしか聞いていないので、この日聞かせてもらった音楽はどれも新鮮で、自分の音楽の枠を広げてもらったような気がします。
時々は、このような話を聞いて、新しい音楽に出会うのも必要なことですね。
この日聞かせてもらったCD


バラカンさんは、とても気さくでもの静かなしゃべり方をする人でした。
会の後、残った5,6人でワインを飲みながらバラカンさんを囲んで話をしたのですが、いかにも音楽通といった雰囲気の若者たちが熱心に話かけていたのが印象的でした。
僕は、その後用事があって早々に帰らねばならないのが残念でした。
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内装の色決め-上尾の家Ⅱ
上尾の家Ⅱ―インテリアの色決め

火曜日はいつものように上尾のリフォーム住宅の現場へ行きました。

現場はちょうど天井が貼り終わっていました。
天井のパイン材

今回は天井に北欧のパイン材を使ってみました。ちょっと節が多いのですがなかなか良い感じになりそうです。
これに、主なドアや家具がビーチ材(ブナ材)と、いつものように白い壁に木の仕上げの組み合わせですが、今回はそれに少し色を使ってみよう、しかも原色を使ってみようと思っています。

書斎の本箱

居間に面した書斎と納戸の大きなドアを、赤とブルーに塗り分け、書斎の作り付けの本棚も見付けの部分を原色で塗り分けてみようと思っています。ヒントはカンデンスキーのブロードウエイ・ブギウギです。

塗装色見本帳

写真は、ベンジャミンムーア社の塗料見本帳ですが、全部で3000色あります。この中から色を選ぶのは結構大変な作業で、前日に事務所で候補をいくつか挙げておいて、現場でお施主さんと相談しながら決めました。
かなり大胆な色使いになるので、ちょっと不安もありますが出来上がりが楽しみです。

塗装の終わった外壁

外部では、外壁の吹付塗装も終わり、これからデッキの施工をするために、打ち合わせをしました。
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庭木の剪定
選定前の庭

昨日、我が家では植木屋さんに入ってもらって植木の剪定を行いました。

普段少しずつ自分で庭の手入れをしているのですが、イチョウや、モクレン、タイサンボクなどの大きな木はなかなか自分では手に負えません。
五年前に同じ植木屋さんにお願いして、イチョウなどは半分ぐらいの高さに切り取ってもらい、枝もほとんど丸坊主になるように切ったのですが、もう完全に元に戻っていました。
イチョウは成長がとても速い木なのですね。
住宅にイチョウは植えるものではない、と言われるのは、手入れが大変だからなのでしょう。
それほど広く無い庭に、大きな木が何本もあるので確かに大変なのですが、僕はこのちょっと雑木林のような、雑然とした庭が好きなのです。
ここに植わっている樹木はほとんど、40年前に両親がこの土地を買って家を建てたときに、僕の母が植えたものです。その頃はどの木も人の背より低かった記憶がありますが、40年の間に立派に成長して、それが母の思い出と重なるところもあり、この庭に対する愛着となっているのかもしれません。

40年の間に、枯れて消えてしまった木もありますが、どこかから種が飛んできて、新たに生えてきた木や草花もあり、自然に庭が変遷してゆくことも面白いところです。

一日がかりで刈り取られた庭は、だいぶさびしくなり、今年はモクレンや椿も花が咲くことはあきらめなくてはならないのが残念ですが、2年もすればまたずいぶん成長してくることでしょう。
選定の終わった庭
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上尾の家Ⅱ―床暖房工事
昨日は、今年初めての上尾のリフォーム現場の定例会議でした。

天井断熱のセルロースファイバー

現場は6日から始まっていて、年末に行った壁の断熱工事に加えて、天井の断熱も終わっていました。天井には20cmの厚さのセルロースファイバーを吹き込んでいます。
大工さんの話では、2日前に行ったこの天井断熱工事の前と後では、明らかに朝現場に入った時の温かさが違うということでした。だいぶ断熱が効いているようです。

丁度この日から床暖房のパネルを設置する工事が始まっていました。
厚さが12mmの発泡ウレタンにアルミ箔を張ったパネルを暖房する範囲に敷き詰めてゆき、温水の通るポリエチレンのパイプを埋め込んでゆきます。
床暖のパネル施工風景
床暖パネルの一枚

このメーカーの特徴は、ボイラーから一本で継ぎ目なしにこのポリエチレン管を施工するので、後々ジョイント部分からの水漏れ事故を起こさないということで、わが事務所ではよく使っています。
パイプを埋め込んだ後は、赤いテープを張ってゆきますが、これは後から大工さんが床を張るときに誤って釘を打たないようにパイプの位置を明示するものです。それでもたまに間違って穴をあけることもあるので、施工したパイプには水を通して圧力測定の機械を取り付けておきます。穴が開くと水圧が一気に下がるので、すぐに気が付くという仕掛けです。

杉中杢天井敷目貼り

和室では、ほぼ大工さんの仕事が終わりあとは左官屋さんが、聚楽壁を塗るだけになりました。
11月に銘木問屋で選んだ天井が貼られています。杉の中杢を敷目張りと言う貼り方で貼っています。
この和室は東南の角に和風の庭園を眺めるように配置してあり、出来上がるのが今から楽しみです。
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屋根の素材―ガルバリューム鋼板
10年目のガルバリューム鋼板の屋根

我が家の外装、屋根と外壁を取り替える工事をしてからちょうど10年がたちました。

設計の仕事では、いつも建築の材料を選択することが仕事の一部になっています。
昔は、使う材料も限られていて、住まいはその地域で取れる木材と土と瓦、紙などで出来ていたので、建材ほぼ自動的に決まっていたのでしょうが、現在では流通の関係で日本全国どころか、世界どこからでも建材が入手でき、めまぐるしく新製品が出てくるのでそのすべてを把握して、その性能を確認することはかなり難しいことになっています。

建材を選ぶときの基準は、性能、耐久性、コスト、デザイン性などですが当然予算の制限もありますから、そのバランスで選んでゆくようになるわけです。
性能、耐久性についてはカタログを見て判断するわけですが、結局は使ってみないと判らないことも多く、そのことが新製品を使うことを躊躇する原因ともなります。

我が家の屋根は、ガルバリューム鋼板という鉄板をタテハゼ葺きと言う工法で施工しています。
ガルバリューム鋼板は、鉄板に亜鉛とアルミニュームの合金をメッキしたもので、昔からある亜鉛をめっきしたトタン板に似ていますが、格段に耐久性がよくなっています。
現在はほとんどの製品がこの上に塗装を施して屋根材として販売されています。
塗装をした製品はメーカーの保障期間が10~15年、フッ素樹脂塗装では20年と言われています。

塗装をしない原板は、メッキによる独特のアラバスター模様が美しいので、我が家は原板のまま使っています。
で、久しぶりに屋根に上ってみたところ、まったく錆が出ているようなところはありませんでした。原板でこの状態ですから、塗装を施したものはもっと寿命が長いはず。メーカーの保障期間はかなり内輪目に見ているのでしょうから、20年ぐらいはいけそうな気がします。
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イッタラのコーヒーカップとシール
イッタラのコーヒーカップ

去年の暮れに、以前僕の事務所の所員だったYSさんから出産祝いのお返しにと、イッタラのコーヒーカップが送られてきました。

イッタラと言うのはフィンランドのガラス器メーカーで、デザインがきれいなので我が家でも以前からガラスのコップを愛用していました。
この陶製のカップも白一色のシンプルで何の変哲のない形ですが、何とも言えず美しい。わずかに上に広がる円筒形の微妙な感じが見ていて飽きがこないい感じがします。
さすがにデザインの国、フィンランドです。

小さな赤いイッタラのマークがついていますが、これはシールを張ったものです。
初めてコーヒーを入れるために洗う時に、うちのかみさんがシールを剥がそうとするので、僕はちょっと待ってと言って止めました。
白い器に、この小さな赤いマークが美しいので、僕としては剥がさずに使いたいのだけれど、かみさんにすればブランドを誇示するようなシールはさっさと剥がしてしまいたいらしい。それに、ちょうどシールを張ってある場所が飲み口にあたっているので邪魔になるのも確かです。

このマークがデザインの一要素ならば、イッタラのデザイナーも最初からシールではなく、絵付けをして焼き込んでいるでしょうから、このマークが無くても十分美しい、またはマークを取った方がさらにシンプルで美しいと考えているのかもしれません。

そんなことを考えながら、いまだシールを張ったまま使っています。
こんなところにも、僕とかみさんの性格の違いが出ているな~、と思いながら。
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仕事始め
今日から仕事始めです。

例年は5日ごろまで休んでいるのですが、今年はいろいろやることもあり、少し早目のスタートにしました。

穴八幡

午前中はいただいた年賀状の整理と、出し忘れていた人への返事を書いて過ごし、お昼休みを兼ねて、近くの穴八幡神社へお参りに行きました。
ここは例年大変混雑しているのですが、まだお休みの人が多いのかだいぶ空いていました。
向かいにある三朝庵でお蕎麦をいただこうと思っていたのですが、ここもお休みでした。
なんとなく町の中はまだ閑散として雰囲気です。

お正月は、5日間のお休みでしたがずいぶんのんびりしました。一日だけ息子と二人で、日帰りで熱海へ温泉に浸かりに行きました。
熱海は一時よりは賑わいを取り戻したということですが、確かに駅前はお土産を買う観光客でにぎわっていました。
熱海の海岸

海岸を散歩した後、近くの旅館でゆったり温泉に浸かって久しぶりにのんびりした気分を味わいました。でも賑わいが見えるのは駅前だけで、温泉街が静かなのは、我々のような日帰り客が多いせいかもしれませんね。

去年は大震災、原発事故、そして台風による災害もあり大変な1年でしたが、今年は確実に良い年になってほしいと思います。
新年にあたって抱負と言うほどのこともありませんが、今まで蓄積してきた経験からさらに新しいことを勉強して発展させて行くように努力したいと思っています。
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