ウオークラリー
先日の日曜日は、母校、法政大学建築学科のウオークラリーに参加してきました。

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今年の新入生と、一部の在校生、先生方とOBが東京の街歩きを楽しむ催しで、僕は赤松佳珠子教授のグループで、谷中と上野の散策を楽しみました。

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これは、彫刻家、朝倉文雄の住居とアトリエが美術館になっている「朝倉彫塑館」戦前に立った建物で、黒く塗られたコンクリートのアトリエ部分と中庭を挟んで木造の純和風の住居部分の対比が不思議な建物です。

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屋上は緑化されて庭園になっていますが、竣工当時からのものだとすれば、屋上緑化の最初期のものと言えそうです。大きなオリーブの木が茂っていました。

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これは、国立博物館の中に在る、建築家、谷口吉生の設計による法隆寺宝物館です。シンプルですが、全体のプロポーションと凝ったディテールの美しい建物です。

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中のホールから前庭の池を見るとこんな感じに見えます。モダンなのに日本的な感じがして、大徳寺の孤蓬庵「忘筌」の間を連想させます。学生にその話をしたら、早速スマホで検索して、孤蓬庵の写真を探してくれました。最近の学生は勉強熱心ですね。ぜひ見に行きたいと言っていましたが、残念ながら一般公開されていないのです。

最後に、最近文化遺産に登録が決まったことで有名になった、ル・コルビュジェ設計の国立西洋美術館へ。ここは日本でただ一つのコルビュジェの建築なので、建築学科学生には見どころ満載です。加えて、20年ほど前に耐震改修工事を行った時に免振装置を導入し、その装置の一部が地下室から見ることが出来るので、技術的な勉強にもなります。

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この日は午後から5時間ほど歩き通しだったので、疲れましたが、お天気に恵まれて街歩きを楽しむことができました。
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キッチンのちょっとした工夫
前回に続いて、金物を使って出したり、仕舞ったりできる例として、やはり10年ほど前に設計したお宅のキッチンを紹介します。

キッチンカウンターの上では、調理をするときに、水洗いした野菜類を水切りかごに入れておいて置いたり、刻んだり、下ごしらえした材料を置いておいたり、出来上がった料理を盛りつけたりと、結構なスペースが必要になります。
カウンターが広い方が良いわけですが、そうはいっても家の広さのバランスから中々十分な広さを取ることもできない場合が多いのが実情だと思います。

この家のキッチンは長さが2m40cmと少し短めですが、奥行きを75cm取っているので、普段使いでは問題はない大きさだと思います。ただ、お客様が来て、少し料理の量が多いときなど盛り付けのスペースがもう少しほしいということも考えれます。

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そこで、シンクの左側に折り畳み式にカウンターがイクステンションするように考えてみました。これでカウンターが50cm大きくなって、2m90cmになります。
必要ないときは折りたたんでコンパクトにするという仕掛けです。
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玄関のちょっとした工夫
10年前に設計した、たまプラーザの住宅が外部の改修工事を行うので先日伺ってきました。
この家の玄関には折り畳み式のベンチが作りつけられています。

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昔の家は、玄関の土間と上がり部分の高さの差があったので、ここに座って靴の紐を結んだりしていましたが、最近の家はバリアフリーの考え方からこの段差を少なくするようにしています。この家でも上がり框の高さは8cmほどです。
これは、上がるときに楽なのですが、靴の紐を結ぶときにはちょっと不便なので玄関にベンチを設けたり、椅子を置いたりします。
この家では、そのベンチを折りたたんで壁の中に仕舞えるようにしました。

この日も、帰りがけにここで靴の紐を結びながら、でもたぶんいつも出しっぱなしで、仕舞える必要はないのかもしれないと思って聞いてみました。
確かにいつもは出しっぱなしなのですが、何かで玄関を広く使いたいときには、たためることが便利だといういう話でした。

ベンチの横には手すりが付いていますが、これも靴を履いたり脱いだりするときには便利なものです。
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川崎の複合ビル―外壁検査
川崎の現場は、内部、外部で工事が進み、先日は外壁の検査を行いました。
そろそろ外部の工事も終わりに近づき、足場を外す時期になったので、屋根から各階の外部の状況を足場のあるうちに検査を行いました。外壁の仕上げ、コーキングの状況、外部の塗装などを検査するものです。

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足場はまだ残っていますが、養生シートを外したので、外壁の様子がわかるようになりました。

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バルコニーのスチールの手摺の取り付けを行っています。ものによっては100kg近い重さがあるので、数人がかりで、クレーンで持ち上げて、取り付け作業をしていました。

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内部も、3階の仕上げ工事が急ピッチで進んで、壁、天井の下地になる石膏ボードを取り付けています。大きくアールを描く廊下の感じも分かるようになってきました。

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これはロフトのある子供室、ロフトの横にパッシブソーラーシステムの機械室があります。
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ゴールデンウイークの過ごし方
長かった今年のゴールデンウイークも終わってしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?

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僕は家でやることが溜まっていて、結局どこへも行くことが出来ませんでした。
そのうちの2日間は、家のバルコニーのペンキ塗りをしました。我が家のバルコニーは15年ほど前に外装を改修した時に作り直したものです。その時は工事のついでにプロのペンキ屋さんに塗装してもらったのですが、その後は約5年おきに自分で塗装をやるようにしています。

使っている塗料は、ドイツのオスモ社のカントリーカラーという植物オイルを原料とした木材専用の製品です。一般的に木材用塗料は木材に浸透して、表面に膜を作らないので、木目が見えて、木の質感を残すものが多いのですが、その分耐久性が弱くなります。
このカントリーカラーという塗料は内部に浸透すると同時に、表面に膜を形成します。内部に浸透した塗料を膜が保護するので、耐久性が向上するのです。ただし膜を作るということは木目も消してしまうので木の質感が薄くなり、一長一短なのですが、我が家では耐久性を取るようにしました。5年たっても塗料としての性能はしっかり保たれているようです。

色は「ノルディックレッド」という色で、塗りたては少し派手な感じがしますが、時間がたって艶が落ちてくると落ち着いた色になります。デンマークやスエーデンなど北欧の民家ではよく使われている色です。
たまたま昨日は、僕のお気に入りのスエーデン映画「マイライフ・アズア・ドッグ」をDVDで見ていたら、この色に塗られた家が何軒も出てきました。
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川崎の複合ビル―住宅内部工事が進行中
川崎の現場では、5月中旬には足場を外す予定で外部の仕上げ工事が急ピッチで進んでいます。
足場が外れて、外観が姿を現すのが楽しみです。

内部では、1階医院の内装が最終段階に入り、3階の住宅部分の内部工事が進んでいます。

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これは内部の廊下部分の壁下地が出来上がってきたところです。廊下は直線ではなく、緩やかなカーブを描いています。(半径50mの円の一部です)

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書斎部分の壁が一部ガラスブロックで、これもアールを描いています。

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テラスの部分では防水工事の最中でした。この上に大判のタイルを置くようになり、居間の床と同じレベルで、内外の一体感を出すようにしています。

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テラスには排水ドレンが取り付けられて、防水材が巻き込まれています。
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