川崎の複合ビル―照明の確認
川崎の現場は前回お話ししたように、消防の検査と確認機関の仮使用検査も無事終了して、先週はお施主さんと設計事務所による検査も終わりました。

今週は、その施主検査での指摘事項を修正して、週末にはいよいよ1期工事部分の引き渡しとなります。

ここのところだいぶ日が長くなり、午後から現場に行っても暗くなるまでいることがありませんでした。そこで、住宅部分の照明の雰囲気が暗くなってからどんな具合か気になって、昨日は暗くなる時間帯に現場へ行ってみました。

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特に居間の部分は、工事中に大幅に照明の方法を変えているのでちょっと気になっていました。

居間は、南側に向かって、居間の幅いっぱいの開口部があり、ここのカーテンボックスの上に端から端までライン上のLED照明が仕込んであります。この照明は勾配を持った天井を照らして、その反射で居間全体を明るくするように、いわゆる間接照明となっています。
この照明器具は1本でも相当明るいので、本数はもっと減らしてもよかったのですが、ラインがつながっていないと影ができてきれいに見えないので、調光器を付けて、明るさの調整ができるようにしておきました。そして、間接照明なので、頭の中では光の分布をイメージしているのですが、実際の光の届き具合、明るさの感覚が想像通りかどうか確認しておきたかったのです。

実際に暗くなってから照明を点灯してみると、ほぼイメージ通りになっていました。
間接照明とはいえかなり明るいので、調光器で半分ほどに絞って丁度良い感じでした。

もう一つこの照明器具の優れているところは、スイッチで光の色を変えることができるのです。夜は電球のような少し赤みのかかった色に、日中明るさがほしい時は外の光に近い白っぽい色に変えることができます。
最も、この部屋は窓が大きく曇りの日でも十分自然光で明るさが取れるので日中に照明をつける必要はあまりないのかもしれませんが。

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ニューマイヤー/104歳の最終講義
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5年前に104歳で亡くなったブラジルの建築家、オスカー・ニューマイヤーの死の直前に書いた本「ニューマイヤー 104歳の最終講義」を読みました。

ニューマイヤーは、日本ではブラジルの首都、ブラジリアの設計や、ニューヨークの国連ビルの設計で良く知られた建築家です。
ニューマイヤーが100歳の時に日本の建築雑誌がインタビューをした記事を読んだことがあり、100歳を超えても現役で活躍していることに驚いたのですが、そのまま104歳の死の直前まで、毎日奥さんに付き添われて事務所へ通って、所員たちに指示を出したり、あたらしい設計のスケッチをしていたそうです。

ニューマイヤーは、若いときから人間は等しく平等であり、建築はそのためにあるのだと考えていたようで、終生その考えは変わらず、100歳を超えても世の中の富の偏在、格差社会を憂いています。自分の後に続く若者たちが、この困難な社会の中でも希望をもって前に進んでほしいという願いがこの本には込められています。
ここでは、自分の今までに設計した建築について書いていますが、過去を懐かしむというよりは自分の通ってきた道を示すことによって、あとに続く若者たちを鼓舞しているようにも思えます。

100歳を超えた巨匠が、死を恐れるよりも、いかに生きるかということの方が大事だと言っていることには感動を覚えます。
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川崎の複合ビル―仮使用検査
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川崎の現場は、1期工事がほぼ終わり、今週は消防検査と確認検査機関による仮使用申請の検査がありました。

仮使用とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、私も長年設計の仕事してきて初めての経験です。

普通建築物は、建物が完成すると完了検査というものを受けて、建物が最初に申請した図面通りに出来上がっているかどうかを確認したうえで検査済証というものが発行されて、初めて使用することが出来るようになります。
今回の建物は、1期と2期に工事が分かれていますが、建物はあくまでも一棟なので、2期工事が終わるまで検査済証は出ません。しかし、今、隣で営業している医院とその上のオーナーの住宅は、あたらしく出来上がった1期工事分の中に引っ越しを行わないと、2期工事が出来ません。
そこで、1期工事部分が、設計図通りで法的に問題なくできていること、2期工事のときに仮使用部分に危険がないように、区画がしっかりできていて、災害時の避難上も問題がないことを検査するわけです。

検査自体は、完了検査とほぼ同じ内容の検査でしたが、初めてのことなので、ちょっと緊張しました。
結果はほぼ問題なく無事に検査が終了しました。

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ほぼ新宿―のれん街
代々木に古い民家を改装した飲食街が出来て、面白そうだから視察に行かないか?と、大学の先輩から先日電話がありました。
視察≒飲みに行く、ということなのですが、一人では行きにくいということでほかの先輩も誘って、4人で行ってきました。

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代々木の駅のすぐそば、明治通りとの間に、こんなところに住宅街があるのかと思う場所に住宅やアパートが残っている地域があります。その一角の何軒かを改修して、全部で7件の飲食店になっていました。
たぶんこの辺は、建て直すと木造では建てられない地域であることと、コストを抑えるのにリノベーションという手法を取ったのだと思いますが、中々良い雰囲気になっています。

まず一件目に入ったところは、スペイン・イタリア・バルでしたが、海産物をメインにワインを飲ませる店でした。ほかにも鶏料理、もつ料理とワイン、シャンパンを飲ませる店など、昔ながらの飲み屋横丁とはちょっと違ったしゃれたお店が多いようです。

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中ではその日のお勧めの魚を並べていました。

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インテリアは、天井をはがして小屋裏が見えるような、いかにも木造を強調したものです。

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外には、テラス席もありますが、周りが住宅街なので、外では静かに飲む人専用で基本的には二人以上はお断りでした。

みんなの感想は、ビルの中の居酒屋で飲むより、ずっと気持ちが良いというものでした。
このあともう一軒ハシゴして、また近いうちに残りの店に挑戦しようということで別れたのでした。
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川崎の複合ビル―内装工事

いよいよ昨日から6月に入り、川崎の現場も今月末の一期工事完了に向けて急ピッチで工事が進んでいます。

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3階にあるオーナー住居は壁のドイツ製漆喰がほぼ塗り終わり、床のビニールタイルを張っている最中でした。
キッチンの家具も入り、だいぶ感じがわかるようになってきています。

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大きくアールを描く廊下の壁もこんな感じで仕上がって来て、照明器具もほとんど付くようになっています。

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これは納戸の中にある、パッシブソーラーのダクトが床下につながっているところ。屋根で熱せられた空気をこのダクトで、床下に送り込み、床下のコンクリートスラブに蓄熱するようになっています。

1階にある医院もほとんど工事が終わり、一部木製の建具の取り付けを待つのみとなりました。
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