台湾で見たもの―その4 松山文創園区
崋山1914文創園区から、同じ道沿いに東へ2㎞ほど行ったところに、やはり日本統治時代のたばこ工場をリノベーションした、松山文創園区があります。文創とは、文化創意の略で、古い建物を利用して新しい文化を創り出すといった意味でしょうか。

かなり広い敷地に、かっての工場、倉庫、修理工場などが並び、デザインミュージアム、ギャラリー、レストランとして利用されています。
ここでは、建物も面白いのですが、大きな工場棟の中庭が、熱帯植物に覆われたバロック式庭園になっているところが見どころだと思いました。

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これはかってのボイラー室だった建物だということですが、ボイラー室とは思えない瀟洒な建築です。

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右側の木造のアーケードが掛かっている建物は、たばこ製造の機械を修理する工場だそうですが、今は改装されてレストランになっています。

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左側がたばこ工場の建物で、正面に最近、伊東豊雄さんの設計で出来上がった、松山文創ビルが見えます。

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文創ビルは緩やかな曲面のファサードを持つ端正な建物で、3階までは誠品書店、生活雑貨のお店、ファッションメーカーなどの店舗が入り、上階にはオフィスとホテルが入っているようです。

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メインのたばこ工場だった建物はデザインミュージアムとして使われていて、その中庭は噴水を中心に緑に覆われた美しい庭でした。かっては工場の休憩時間に工員たちの憩いの場所となっていたと考えると、当時としてはずいぶんと先進的な工場だったのだと思います。

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工場棟の向かい側には、倉庫だった建物が並び、今はギャラリーやイベント会場として使われています。

この施設に隣接して現在巨大なドームスタジアムが建設中で、古建築を生かしながら、新しい開発と両立するように街を開発する手法には興味深いものがあります。
Posted by kozyken
category:建築
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