薪ストーブとレンガ
maki1.jpg薪ストーブ



今日は、東京も雪が降ってずい分寒かったですね。
少し暖かい話題と言うことで、薪ストーブの話です。

以前、長野県の原村と言うところに別荘の設計をしたときの話です。原村と言うところは、冬季には氷点下10℃以下になる寒さの厳しいところです。
このお宅では、なるべく自然な生活をしようと言うことで、暖房は薪ストーブ一台だけにしました。まあ、少し実験を兼ねて試してみようという気持ちもあったのですが、実際に使ってみると、これが十分暖かく、他の暖房が要らないことが解りました。しかも、夜寝る前に火を落とした後、外気温が氷点下になるような寒さでも、夜中部屋が暖かく、朝起きてもまだ暖かさが残っています。

その原因は、ストーブの後ろのレンガ壁にあります。
この壁は、その裏のキッチンとの間仕切りの壁なのですが、ストーブがかなり高温になるので防火の意味で、レンガを積み上げて作りました。
レンガと言う材料は、石やコンクリートと同じように、比熱が大きい、つまり熱を蓄える力が大きいという特徴があります。この場合では、厚いレンガの壁の熱容量がかなり大きくなった為に、ストーブを焚いている時に十分な熱を吸収して、夜間にそれを放出していた訳です。

暖房を考えるときに、断熱、気密をしっかりすることばかりに気を向けがちですが、室内に熱容量の大きな部分を作っておくことも大事な要素になります。これにより、一日の室温の差が少なくなり、快適な熱環境が生まれます。
Posted by kozyken
category:住宅
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