建築と庭 西沢文隆「実測図」集
建築と庭 西沢文隆「実測図」集(建築資料研究社)と言う本を買いました。建築と庭

西沢さんの実測図は5年ほど前に、汐留の松下ミュージアムで原図展を見て以来、頭にこびり付いていたし、最近大判の本格的な図面集が出ているのも見たけれど、値段が高いことと、余りにも大きな本で、簡単に持ち運べないし、見るだけでも覚悟がいりそうなので、なんとなく敬遠していた。
この本は、手ごろな値段で、少し大きめだけれども、電車の中でも読める大きさがいい。ただ、その分図版が小さいので、わかりにくいし、原図が持っている迫力には欠けるけれど、西沢さんの丁寧な解説を読みながら、何度も図面をひっくり返して見るのには丁度いいと思います。
西沢さんの古典建築に対する知識と、日本の庭園に対する深い見識に触れるだけでも、この本を読む価値があるといえます。

実測図

僕達が「デザインサーヴェイ」と称して行っていた実測と、西沢さんの実測では、対象となるものが違っています。
宮脇ゼミの「デザインサーヴェイ」は日本の古い集落をまるごと実測するのに対して、西沢さんの対象は、歴史的な寺院、貴族の屋敷などの建物とその庭園、さらにその周囲の自然までも含んだ環境といえると思います。

対象が違うということは、実測に対する考え方、そこから見えてくるものも根本的に異なってくるわけで、この本を読みながら、ずい分色々なことを考えさせられました。
その話をすると長くなりそうなので、又次回にします。
Posted by kozyken
category:建築
comment(0)    trackback(0)

comment
comment posting














 

trackback URL
http://bwv828.blog31.fc2.com/tb.php/114-ccc00dd1
trackback