これも音楽!
これも音楽


昨日の朝、事務所に向かっているときに、僕の前を歩いている職人風の若者がいました。

歩調が同じぐらいなので、しばらくその後を歩いていたのですが、とてもよい音がします。
多分、鳶職なのでしょう。腰のベルトに、プライヤー、ハンマー、くぎ抜き、レンチ、安全索の金具など、色々なものをぶら下げています。
その金物が、彼が歩くとお互いにぶつかり合って、色々な音を出します。器具によって音の高さが違い、彼は同じ歩幅で歩いてゆくので、一定のリズムで音を発生して、まるで音楽を演奏しているようです。

昔見た、ピアニストのグレン・グールドを主人公にした映画、「グレン・グールドをめぐる32章」のワンシーンを思い出しました。
映画の中で、ドライブインのカウンターに寄りかかって、コーヒーを飲んでいるグールドは、周りにいる大勢の客の喧騒を、まるで音楽を聴いているように聞いていると言うシーンです。

町の中には色々な音があふれています。人の話し声、車のクラクション、工事現場の音など等。それらの音は、時として音楽のように聞こえることがあるのだと思います。

ただ、僕がきらいなのは町の中に、スピーカーを使って流される音楽。

高田馬場駅前のビルの上に電光掲示板があって、一日中音楽が流されているのですが、高いところから、強制的に聴かされる音楽は音の暴力と言っても良いと思います。
たとえ好きな音楽だったとしても、あのように強制的に聴かされるのは耐えがたいことです。
Posted by kozyken
category:音楽
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