エアコンの省エネ
最近、設計中にエアコンの機種を選ぶときに、とても迷ってしまいます。

どのメーカーも、グレードごとに5種類か6種類のシリーズを出していますが、一番安いグレードと高位グレードの間には倍近い価格の差があります。
問題は、下のレベルと上のレベルで、省エネ効率がかなり違うことです。
たとえば、年間を通じたエネルギー効率の平均値をAPFという数字で表していますが、手元にあるカタログで見るとその差はおおよそ3割ほどになります。
なるべく効率の良い器具を使えば、ランニングコストも抑えられて、地球環境にも良いのは解かっているのですが、一方でなるべく工事費をなるべく低く抑えたいと言うジレンマに陥ってしまうわけです。

僕が気に入らないのは、高位機種が高いのは省エネ効率が高いことが主な問題ではなく、さまざまな便利な機能、いわゆる付加価値をつけて、高く売ろうとしているのではないかと思うからです。
もちろん、省エネ効率を良くすることによって、コストアップする部分もあるのでしょうが、いまや省エネと言うのは地球環境にとって至上課題なのですから、全てのグレードに対して、現時点で可能な最大限の省エネ対策をしてほしい。それによって下位グレードも多少値段が高くなるのは、しょうがないことだと思います。

世の中には、僕も含めて、エアコンには冷暖房の機能だけしっかりしていれば他の付加価値的な機能はいらない、しかしエネルギー効率だけは最善のものを選びたいというユーザーは数多くいるはずです。

どのメーカーも同じような商品構成になっていると言うことは、営業戦略上の利益を優先するとこうなるのだと推測できますが、省エネ製品の普及が非常に偏ったものになってしまう。
それであれば、このようなことに対して、国が補助を付けたり、税金を安くするなどの政策も重要なのではないかと思います。
Posted by kozyken
category:建築
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