地図を旅する-永遠の都ローマ物語
僕は昔から地図を見るのが好きです。
まだ行ったところのない町であれば、地図を見ながら、色々と想像してみたり、行ったことのある町ならば、その時のことを思い出したりしながら地図を見ていると、時の過ぎて行くのを忘れてしまいます。

最近では、グーグルマップやグーグルアースで世界中の町を調べたり、航空写真でリアルに見ることも出来ます。
しかし、グーグルで見られるのは、現在の町並みで、過去までは見られませんね。
古い地図と言うのも興味深いものがあります。江戸の古地図を見て、当時の様子を想像したり、これをもって現在の東京を散歩するのも楽しいものです。

幕末の江戸が約150年前。しかし、古代ローマとなると2000年まえ。僕は古代ローマにも興味があって、昔ピラネージの版画をコピーして、つなぎ合わせたりして遊んだこともあるのですが、これはそんなに正確なものではないのでなんとなく物足りない。

永遠の都ローマ

先日、本屋で「地図を旅する-永遠の都ローマ物語」と言う本を見つけて、早速買いました。
これは、フランス人のイラストレーター、ジル・シャイエが4世紀のローマを詳細な鳥瞰図として、15のエリアに分けて描いたもの。もちろん全てが、正確にわかっているわけではないので、たぶんに氏の想像力で補っているところが多いと思うのですが、十分に当時のローマの雰囲気を伝えて、圧巻です。

ローマの復元図

図版に加えて、物語が付いています。コンスタンチヌス大帝下、東ローマ帝国のコンスタンチノポリスから1人の役人がローマを訪れて、ローマ人に案内されながら、ローマの名所と人々の暮らしを見て歩くと言うストーリーです。読者は、イラストを眺めながら、ローマの建物をひとつひとつ巡り歩いてゆくと言う趣向です。

一度ローマを訪ねたことのある人ならば、あちらこちらに、今でも残る遺跡を思い出して、このイラストと比べる楽しみもあります。
もう一度ローマに行ってみたい!
Posted by kozyken
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