27年目のオープンハウス
昨日は午後から、27年前に竣工した「かさべるで」と言う住宅のオープンハウスを行いました。

居間

新築の家のオープンハウスは今までも何回か行っていますが、こんなに昔の家で行うのは初めてなので、最初は随分不安でした。
この家は、僕が事務所を開いて最初の仕事で、当時は随分張り切って設計したし、今でも気に入っている仕事のひとつなので、色々な人に見てもらいたいと言う気持ちと、長い時間の中で、住まいとそこに暮らす人間の関係がどのようなものなのかを確認したいと言うきもちがあって、企画したものです。

しかし、自分の勝手な思い込みだけで、こんなに古い家を見たいと思う人はいないのではないだろうかとか、建物を見ても、だいぶ痛んでいるところもあるわけだし、わざわざ来てもらって、がっかりされるのではないだろうか、などと、悩みました。
その反面、建材も古くなって、痛んできたり汚れて来ている方が、かえって表面的なことではなく、本質的なことが見えてくるのではないだろうかと思ったりもしました。
まあ、勝手に色々なことを考える自分にあきれる思いですが。

当日はそんな心配をよそに10人ほどの人が来てくれました。
まずは、外観を見ながら中に入り、居間で施主のOさんから、設計中の話、住んでからの感想などに加えて来ていただいた方からの質問もあり、1時間ほどを過ごしました。
住んでいる家でもあるので、最初は居間とキッチンだけを見てもらうつもりだったのですが、結局ほぼ家の中全てを見てもらうようになりました。
キッチン廻りの家具や床がだいぶ痛んでいるのを、僕は気にしていたのですが、見ている人からは、27年経っている割にはきれいですね、と言う声もあり、ちょっとほっとしました。

屋上庭園

一通り見学が終わって、隣にある、やはりOさん所有で、僕が設計をしたマンションの屋上庭園に案内してもらいました。
ここは、僕の事務所のある建物になるわけなのですが、屋上へ上がるのは久しぶり。野菜やハーブ類の植物がいっぱいに茂っていました。



Posted by kozyken
category:住宅
comment(0)    trackback(0)

comment
comment posting














 

trackback URL
http://bwv828.blog31.fc2.com/tb.php/231-1846b5e3
trackback