根岸
今日は、高校時代の友人の家を訪ねて、台東区の根岸へ行ってきました。

一ヶ月ほど前の、高校の同窓会の時に、家に古いお茶室があるから見に来ないかと、誘われていたのです。
根岸と言うところは初めてですし、最寄り駅の鶯谷も初めて下りたような気がします。近くに正岡子規が住んでいた家があるそうですが、いかにも下町の風情がします。

茶室

この家は彼の両親が若い時に買ったそうですが、お茶をやっていた母親が、茶室が気に入って是非にと、手に入れたそうです。その後増築したようですが、このお茶室部分は80年近くたっているのだそうです。

床柱

床の間の床柱が変わった木で、最初僕はわからなかったのですが、話を聞いてみると元は南天の皮付き丸太だったようです。中を虫が食っていたので、皮を全部剥してみると、虫の食べたあとが模様のようになっていたということですが、これはこれでなかなか面白いと思いました。

網代天井

天井もなかなか凝っています。真ん中が松と杉の皮で組んだ網代天井で、細い丸太で区切って、回りが杉板になっていますが、その四隅が又組み方を買えた網代になっています。

当時の棟梁が、色々な材料を集めて、工夫を重ねて作り上げていった手の後が解るような気がします。
日本の職人さんたちは、かっては施主に恵まれていたこともあるでしょうが、今のように時間に追われることもなく、自分の納得の行くように仕事を進めていたのだと思います。
Posted by kozyken
category:建築
comment(0)    trackback(0)

comment
comment posting














 

trackback URL
http://bwv828.blog31.fc2.com/tb.php/254-519c0e97
trackback