我々は何者か―ゴーギャン展
今日は午後から、竹橋の近代美術館で開催されている、ゴーギャン展に行ってきました。

ゴーギャン展

仕事の手もちよっと空いたことだし、仕事中だけれど竹橋は近いしと、言い訳をしながら行ってきました。
去年、ポール・ゴーギャンと祖母のトリスタン・フローラを主人公にした、ガルバス・リョサの小説を読んで以来、ずーっとゴーギャンの絵が気になっていました。
ウイークデーなので、混んではいましたが、それほどひどい状態ではなく、ゆっくりと絵を堪能出来ます。
お目当てはやはり「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」と題された、ゴーギャン晩年の大作です。この作品については、ガルバス・ジョサの小説でも、最後にゴーギャンの到達した世界として詳しく描かれていたので、見るのを楽しみにしていました。
展示は、広い展示室にこの絵一点だけを置き、ゆっくりと観賞できるようになっており、前室ではビデオを使って、詳しい解説が見られるようになっていると言う、なかなか親切なものでした。

横に長い絵の中央にいる、りんごを捥いでいる女性はイヴだと言われています。彼女の足と手が、画面の下と上いっぱいに描かれていて、画面を左右に二分しています。彼女には強いハイライトが当たっていて、少し離れたところから、目を細めてみると周りの人物達が消えて、彼女だけが浮かび上がってくるのを面白く思いました。

展示されている作品は、それほど多くはないのですが、かえってゆっくりと見ることが出来て、贅沢なウイークデーの午後を過すことになりました。
Posted by kozyken
category:日記
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