鶴川から目黒
可喜庵


昨日は一日色々なところへ。

まず、午前中は小田急線の鶴川へ。ここの鈴木工務店という会社が社内でギャラリーを運営していて、良い企画があれば貸してくれると聞き、話を伺いに。建物は社有地の中に建っている、古い茅葺の民家を改装したもので、なかなか風情があります。応対してくれた社長さんは、地域に根ざした活動と、仕事だけでなく地域の文化のためにも積極的に行動していて、そのためにギャラリーを開放しているそうです。我々は昔、日本の古い集落の調査(デザインサーヴェイ)を長い間行っていて、そのときの図面、資料を展示したいと言う企画があります。日本の古い集落の美しさと魅力を多くの人、とりわけ若い人、子供たちにも感じてもらいたい、今の日本の町並みが少しでも良くなればという思いもあります。鈴木社長は、我々の企画に、快く賛同してくれ、協力してくれることになりました。実際の展示は8月になりそうです。

目黒1

午後からは目黒へ、古川泰司さんの設計した住宅のオープンハウスへ。狭い敷地を有効にしたプランで、地下に音楽室もあります。内部は、木と漆喰を使って、すがすがしい雰囲気に仕上がっています。僕は、太陽熱を利用したソーラーシステムに興味があって、詳しく見せてもらいました。

目黒2

その後、時間があったので、目黒まで来たついでに庭園美術館で行われている、「建築の記憶」展を見に行きました。
明治から現代に至る日本の建築が写真で展示されていて、これが思ったよりも面白い展覧会でした。
東京の建物は、関東大震災と空襲の為に破壊されて残っていないものも多いので、貴重な写真も数多くあります。
僕は、石元泰博の撮影した桂離宮と、伊勢神宮が気に入りました。特に伊勢は普段我々が見ることの出来ない内宮本陣を真近かから見るアングルで、ディテールまではっきり見えるもので、とても興味深いものです。

美術館を出ると、外はすでにすっかり暗くなっていて、見上げると、冬枯れした木々の枝越しに見える月がきれいでした。
月
Posted by kozyken
category:建築
comment(0)    trackback(0)

comment
comment posting














 

trackback URL
http://bwv828.blog31.fc2.com/tb.php/28-a87cc5d9
trackback