玉川上水
玉川上水については何度か話題にしたのですが、ここのところ中央線沿線の仕事が多いので、色々なところで玉川上水を見る機会があって、なんとなく気になっています。

その玉川上水について、この間の毎日新聞夕刊の「散歩の言い訳」と言うコラムに面白い話が載っていました。このコラムは、毎週、赤瀬川源平が東京の色々な場所を散歩して、気になることなどを綴るというものです。赤瀬川源平の視点がなかなか面白いので、僕は毎週読むのを楽しみにしています。

玉川上水は江戸時代初期に、多摩川の上流、今の羽村市の辺りから水を取り入れて、江戸まで水道として引いたという、歴史の古いものです。
ところが、現在はどうも事情が違うらしい。明治に入って、玉川上水の水は、西新宿の淀橋浄水場に水を供給するようになり、さらに新宿副都心が出来た時に、淀橋浄水場が、東村山に移され、現在、羽村から入った水は小平で止まっているらしい。
では、そこから先の水はどうなっているのかと言うと、小平で下水処理をした水を流しているそうです。
多摩川の水が流れているとばかり思っていた玉川上水の水は、実は小平の下水処理の水だったんですね。

三鷹の辺りを流れている玉川上水で、太宰治が入水自殺をしたのは有名な話ですが、あんな水の少ない川でどうやっておぼれたのか、昔から僕は疑問に思っていたのですが、これでなんとなく納得できました。多摩川からの水が流れていた頃は、もっと水量も多かったのでしょうね。

関野橋から見た玉川上水

写真は、先日小金井の現場の近く、関野橋の上から取ったもの。
Posted by kozyken
category:日記
comment(0)    trackback(0)

comment
comment posting














 

trackback URL
http://bwv828.blog31.fc2.com/tb.php/288-6737a1fe
trackback