ヴィオラの音色
昨晩は、手塚貴子さんと言うヴィオラ奏者のコンサートに行きました。

これは、今年の春に竣工した、落合の家のお施主さんのご案内によるもの。
ヴィオラと言う楽器は、ヴァイオリンを一回り大きくした感じで、音もヴァイオリンより少し低く、柔らかい感じがします。

この日の出し物は、モーツアルト、メンデルスゾーン、ブラームスでどれも素晴らしい演奏でしたが、僕は聞きなれているせいか、モーツアルトのソナタが一番心に残りました。これは、元々、ヴァイオリンソナタを編曲したものだそうで、よく知られている曲です。弓を長く引いてゆく時の、音の微妙なゆれが、ヴァイオリンとは又少し違って、中音がよく響くように感じます。
弦楽器は、人間の声によく似ているといわれますが、本当にのどを伸ばして歌っているように感じます。

ムジカーザ

コンサートホールは、代々木上原の駅から、坂を上ってすぐのところにある、「ムジカーザ」と言うホールで、こじんまりしたコンクリート打ち放しの建物です。ちょっと安藤忠雄風で、きれいな建物でした。
内部も壁が全て、コンクリート打ち放しで、最初は残響がどうなのかな、と思いましたが、演奏が始まると、ピアノやヴィオラの音が、とてもよく響いて音響的に優れていることが解りました。
100人ちょっとぐらいの収容人数で、この日はほぼ満席だったので、人間が丁度良い吸音材として働いているのでしょう。このように小さなホールは、入っている人数によって、残響時間が大きく変化するものだと思います。
室内楽は、大きなホールで聞くよりも、このような小さなホールで、演奏者をすぐ目の前にして聞く方がいいですね。音の一つ一つが手に取る様に聞こえてくる気がします。
Posted by kozyken
category:音楽
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