済州島にて(2)-石文化公園
チェジュ島は中央に漢拏山(ハルラ山)という、標高1950mの死火山を持つ、1800K㎡ほどの島です。思ったよりも大きな島で、その漢拏山から四方の海に向かってなだらかな斜面をなしています。

チェジュの2日目は、レンタカーを借りて午前中に、その山の裾野、チェジュ市から一時間ほどのところにある、石文化公園へ行きました。

済州石文化公園

チェジュ島の名物は「石と女と風」と言われているそうです。島なので風が強く、海女に代表されるように、伝統的に女性が良く働いて強い、そして漢拏山の噴火のときの火山岩が島中いたるところに顔を出しています。

この公園は、ヘクウンチョルさんと言う方が、長い時間をかけて、個人的に島中の石を集めたものを、国に寄付して、国の施設として作られたものです。ただ、ヘクウンチョルさんは、施設を自分の好きなように設計して、石を展示することを条件にしてもらったそうです。
屋外展示

広い公園のいたるところに、さまざまな形をした石が韓国の伝説と伝統を連想させる形で、置かれています。

ミュジアム展示

外部だけでなく、敷地の中央には、立派な美術館があり、その地下にも展示があります。ちょっと安藤忠雄を思わせる、地下に埋められて、地上には大きな水盤だけ見える建物でした。
我々は、施設の会議室でヘクウンチョルさんにお会いして、朴さんの通訳で色々とお話を聞くことが出来ました。
展示する石は、まだまだたくさんあり、全てが完成するのは、まだ10年ほど先になるそうです。

五百将軍の象徴塔

ここを訪れるまでは、僕は自然の石を展示することにどんな意味があるのか少し疑問に思っていました。しかし、この圧倒的な量の石を見ているうちに、自分の間違いに気が付きました。石自体は自然が作ったものですが、その配列、人にどのように見せるかという行為自体が、芸術的な行為になります。それによって、見るものは、天然の石からも不思議な感動を感じることが出来るのだと思います。

ヘクウンチョルさん

公園の中を歩いてゆく途中で、韓国風のコートと帽子を被ったヘクウンチョルさんに何度も出会いました。彼は一日中歩き回って、クレーンを操縦する職人たちに指図をして、精力的に働いている様子でした。
Posted by kozyken
category:建築
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