モノクロの写真
アフリカ

先週、セバスチャン・サルガドの写真展を見た時の、印象がずっと頭から離れません。

色々考えてみると、あのアフリカの写真は、全てモノクロ写真だったことが、強い印象を残しているような気がしています。

写真を構成しているものの中で、色を外すことによって、その他の要素が際立って、見る人に強い印象を与えるのだと思います。人間とって、色彩と言うのは一番感覚に訴えやすい要素なので、逆に言えば色彩によって、その他の要素が薄められてしまう。どうしても色彩に誤魔化されてしまうわけですね。
サルガドの写真の中にある、独特な奥行きを持った光は、色彩がないことによって我々見るものに容易に意識させられるところがあるといえるし、砂や木々や動物達が作るフォルムや、きれいなラインはやはりモノクロなので、誰にも素直に感じられるものの様に思えます。

これは建築にも言えることだけれど、色々なものが豊富にあることが豊かなのではなく、要素を思い切って外すことによって、より豊かになるということもあるのだと改めて考えさせられました。
Posted by kozyken
category:未分類
comment(0)    trackback(0)

comment
comment posting














 

trackback URL
http://bwv828.blog31.fc2.com/tb.php/314-39d474c7
trackback