法政大学写真撮影
昨日はお天気も良かったので、母校である、市ヶ谷の法政大学へ建物の写真撮影に行きました。

ここには、われわれの先生でもあった、建築家の大江宏の設計した校舎、55年館、58年館があります。
名前どおり、1955年、58年に完成した建築ですから、すでに50年以上たって、このキャンパスの中でも一番古い建物になっています。
戦後日本の現代建築を代表する名作といってもよいと思います。

実はこの建築が、近く取り壊されて、立て直されると言う話が出ています。これに対して、法政の建築学科では先生方が取り壊さずに、リノベーションを計るべきだと言う提言を行っていて、我々OBも何とか取り壊さないで済む方向になって欲しいと願っています。

これだけスクラップアンドビルドをやめようと言われているのに、日本では、いまだに、少し古くなっただけで、素晴らしい建築を簡単に取り壊してしまいます。
まだ、明治以前の建物は保存の対象になりやすいのですが、現代建築の場合は、よほどの名建築でも保存が難しいのです。50年、80年と言う時代の蓄積があって初めて、都市の景観に厚みが出てくるのに、簡単に立て替えてしまうので、都市が薄っぺらになってしまっているように思えます。

と言うようなわけで、まず一通り現況の写真を撮っておこうと、(まったく個人的にですが)思ったわけです。
1時間半ほど掛けて、100枚近くの写真を撮りましたが、ファインダーを覗いているうちに、この建築の素晴らしさを、再確認しました。

正面から見るカーテンウオールの黒いラインは、モンドリアンの絵のように美しい。
正面ファサード

エントランス部分は、ピロティーになっていて、屋根はシェル構造。
エントランスピロティー

裏側に回ると、教室のバルコニーが連続して、スロープで登れるようになっている。
スロープ

内部では、階段室周りの意匠もなかなかきれいです。
階段室

建築とは関係ないけれど、校舎の脇で、野菜を栽培している学生が居るのがほほえましかった。
学生の作っている菜園
Posted by kozyken
category:建築
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