カポディモンテ美術館展
パルミジャニーノの「貴婦人の肖像」

土曜日は、新しく始まった住宅の打ち合わせに根岸まで行き、帰りに上野の西洋美術館に寄って、カポディモンテ美術館展を見ました。

カポディモンテは、ファルネーゼ家が収集したルネッサンス及びバロックの作品と、そのあとを継いだ、ブルボン家の収集品を集めた美術館だそうです。
お目当ては、ポスターにもなっている、パルミジャニーノの「貴婦人の肖像」。これは本当に美しい絵です。思ったよりも大きな絵で、じっとこちらを見つめる貴婦人の目と、体をわずかに捻った優雅なポーズが見るものを捕らえて魅了します。

そのほかにも素晴らしい絵がいくつもあるのですが、僕には、エル・グレコの小さな絵が印象的でした。炭火からロウソクに火を移そうとして、そっと口から息を吹いている少年の顔が炭の明かりで、暗闇に浮かび上がっている絵です。よく知られているような人体がデフォルメされているグレコの絵とは違いますが、これは確かにグレコの筆だと思わせる絵です。

土曜日なのに会場は、思ったよりも空いていて、ゆったりと良い時間を過すことが出来ました。僕は、やはり、ルネッサンスからバロックにかけての絵が好きなのだと自分で思いました。

西洋美術館は、コルビュジェの設計した本館と、弟子の前川国男が増築した新館との間に中庭が設けられています。ここに面したレストランが、落ち着いた雰囲気でなかなか良いところです。ここで、中庭を眺めながら一休みした後、まだ時間があったので、常設展のほうにも行きました。
ここの常設展は、何度も来ているのですが、ルネッサンスから現代に至る良い作品が揃っていて、見ごたえがあります。
この日はあまり時間が残っていなかったので、ルネッサンスを中心に見たのですが、常設展だけだと、ずい分安い値段で入れるので、一度常設展だけゆっくり見に来るのも良いのでは、と思いました。

Posted by kozyken
category:日記
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カポディモンテ美術館展
初めて訪問させていただきます。
カポディモンテ美術館展]は私も見にいきました。
パルミジャニーノ「貴婦人の肖像」後指摘のように圧倒的に美しい作品でしたね。
レーニの「アタランテとヒッポメネス」インパクトの強さに圧倒されました。
ブログの記事を読ませて頂き、感動がよみがえってきましq>
六本木の国立新美術館で開催されている「オルセー美術館展2010ポスト印象派」
の感想を書きましたので、ぜひ読んでみてください。
http://desireart.exblog.jp/11019558/
よろしかったらブログに書き込みしお願いします。
2010/07/25 08:49 | URL | edit posted by dezire
初めまして
dezireさんコメントありがとうございます。
パルミジャニーノの絵は本当に、いつまでも心に残る美しさでした。
オルセー美術館展もぜひ行ってみたいですね。
dezireさんは、ずい分まめに美術館へ通っているようですね。見習いたいと思います。
2010/07/26 17:22 | URL | edit posted by 小島建一
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