品川 原美術館
昨日は、大阪から友人が来て、2時ごろまで仕事の打ち合わせをして、彼が帰りの新幹線まで時間があるというので、品川の原美術館へ一緒に行きました。

原美術館は、品川駅から歩いて15分ぐらい、御殿山の上の閑静な住宅街にあります。
美術館自体も元々は、住宅だったものを転用しています。設計は、東京国立博物館や銀座の和光(元服部時計店)などを設計した渡辺仁です。

エントランスと前庭

戦前の初期モダン建築ですが、今見ても全く古く感じない、優れたデザインで、僕のお気に入りです。
ずい分大きな住宅ではありますが、それでも基本的に住宅のスケールで、居心地の良い空間を感じます。エントランス回りもたっぷり前庭を取って、丁度紅葉の紅葉がきれいでした。
中庭より見る
庭側から見ると、L型の配置ですが、微妙にアールを描いて、優雅な平面に、繭形をした階段室と、円柱と壁の取り合いが、部分的に反転するなど、結構複雑な納まりをしています。
左側の方は、最近増築したレストラン部分ですが、全く違和感が無く、上手な増築の仕方だと思います。古いものを大事に使う姿勢に、共感します。

階段踊り場
内部の廊下が、外からもわかるように、緩やかなアールを描いているのも、居心地の良い空間になっている理由でしょうか。

2階廊下

円柱を囲むように3階に上ってゆく螺旋階段が、これまた優雅な形をしています。

3階への螺旋階段

2階へ上がる階段室の大きな窓が、特別なことをしているわけではないのに、とても美しく感じるのは、窓のプロポーション、桟の割り方がきれいなせいでしょう。

ウイークデートあって、人が少なく、ゆっくりと建築を観賞できました。一緒に行った友人も、かなり気に入ったようでした。
Posted by kozyken
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