「ファーブル昆虫記の虫たち」-熊田千佳慕

アマゾンに注文していた、熊田千佳慕の「ファーブル昆虫記の虫たち」と言う本が届きました。
ファーブル昆虫記の虫たち

2週間ほど前に、日曜朝のNHK、日曜美術館で放送していたものです。
熊田千佳慕さんは、若い頃はデザイナーだったそうですが、晩年は、自然を題材にした細密な絵を描くようになり、ファーブルの昆虫記の虫たちを書くことをライフワークとして、昨年99歳で亡くなるまで、昆虫の絵を描き続けていたということです。

枯葉

テレビの画面で見ていても、その繊細で、本当に昆虫の毛の一本一本まで丁寧に描く筆使いには圧倒されます。
僕が感心したのは、落ち葉を書くときに、一度全体を緑に塗ってから、少しずつ、枯葉の色を乗せてゆくという話です。そうすると確かに、枯葉が変色してゆく一瞬を捉えたように描くことが出来るのでしょう。

土の中の虫たち


晩年は、毎日絵を書いて、庭の落ち葉の下の虫たちの世界を監察することを日課としていたそうです。
小さな庭の中に、小宇宙があるという考え方には、すごく惹かれるものがあります。

オオクジャクサンの夜の飛行

但し、廉価な絵本では、どうしても印刷技術のせいで、原画の繊細なタッチが再現されていないような気がします。出来れば展覧会に行って、原画を見たいものです。
Posted by kozyken
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