ヴァレリー・アファナシェフ
昨日は、夕方歯医者に行ってそのまま家に帰ったので、いつもより早い時間に帰宅。

BSハイビジョンで、ヴァレリー・アファナシェフの特集をやっていました。
アファナシェフは僕が前から興味を持っていてピアニストです。
僕は音楽評論家ではないので、音楽について言葉で表現するのは苦手なのですが、何回聞いても、理由はうまく説明できないけれど引き付けられる演奏と言うのがあります。
たとえば、バッハの平均率クラヴィア曲集の第二巻は、第一巻に比べて地味な曲と言う印象がありますが、アファナシェフの演奏は聴くたびに新しい発見があるような気がします。

番組の中でアファナシェフは、音楽は静寂の中から立ち上がってくるものだといっています。
彼は、若い頃から日本の文化に興味を持っていて、能の音楽をレコードで聞いたり、吉田兼好の徒然草をよく読んでいたようです。そこから、「もののあわれ」と言う言葉を知り、以前からそれは自分の中にあったものだと感じたそうです。
僕がなぜ彼の音楽に惹かれるのか、少しわかったような気がしました。

番組の最期に、京都の寺院にピアノを置いて、庭の紅葉をバックに、シューベルトの晩年のピアノソナタを弾きました。一つ一つの音が、心の中にしみこんでくるような、素晴らしい演奏でした。
Posted by kozyken
category:音楽
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