成田の現場-部屋の仕切り
昨日は、成田のリフォームの現場へ行きました。

間仕切り壁

この家は2階にキッチンとダイニング、リビング、そして階段を挟んで9畳ほどの広さの子供のスペースがあります。
この家を最初に設計した頃は、お子さんも幼稚園と、幼稚園へ上がる前の二人の女の子でした。二人とも女の子だし、自分の部屋がほしくなるまでは、まだ10年かかりますよ、と言うことで、将来は2部屋に仕切れるように考えて、とりあえず広く使えるように考えました。しかも、キッチンから見えるようにして、ドアも付けずに、かなり開放的な、子供コーナーといった感じです。当初は、大人も子供も、1階の広めの寝室に川の字で寝ていました。
しかし結局、10年どころか、20年を過ぎた今でも、そのまま使っていて、すでにお子さんは、1人は独立して家を出て、もう1人のお子さんは1階の部屋を使っています。
そこで、この部屋を半分に仕切って、南側をご主人の書斎に、北側を納戸に使うように今回工事をしているわけです。
設計当初考えていたような、使われ方ではありませんが、家族の変化に伴って、住宅の使い方は変わって行くものですね。その変化の仕方は、なかなか予測できないものですが、この家の場合、2階の空間はあまりきっちっと作りこまないで、なんとなく全体がつながっているような作り方にしておいたので、それだけ変化にフレキブルに対応出来たのだと思います。
住宅の設計は、出来上がったときだけを考えるのではなく、20年、30年先を考えなくてはいけないとは、よく言われることですが、なかなか難しいことでね。
20年前に自分が設計した家を、こうしてもう一度手を入れてみると、一軒の住宅も、色々な歴史を積み重ねてきたんだなーと、感慨深いものがあります。
Posted by kozyken
category:建築現場
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