仏壇収納家具
住宅の設計をするときに仏壇をどこに置くようにするかは、結構難しいものがあります。

家族が専用しない和室があれば問題がないのですが、最近ではそもそも和室のない家も多くなっています。寝室などの個室に置くと家族が、また親戚の人が来てお参りしたいときにちょっと困ります。
現代であれば、リビングルームに置けばよいわけですが、リビングのインテリアと中々折り合いをつけるのが難しいところです。

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そこで、収納家具を作って、普段は扉を閉めて隠しておくということを考えるわけですが、この扉の造り方にも工夫が必要になります。扉を開けているときに、邪魔にならないようにしたいところです。
開いた扉を収納の両脇にスライドして入れることが良くおこなわれています。そのための金物もあるのですが、両脇に結構スペースを必要とすること、金物が複雑なので故障しやすいという欠点があります。

工事中の根岸の家では写真のように扉を270度開いて、両脇にぴったり付けるようにしました。家具はタモ合板で作ってあり、扉も両面をタモ合板で作ってあるので、両脇にぴったりついていればほとんど違和感はありません。
270度開く扉

誰でも考える単純な解決法ですが、実は意外と難しいのは、普通の蝶番は270度も開くようにできていません。
さんざん色々な蝶番を探して、アングル蝶番というものが270度開くことがわかりました。建具屋さんもよくわからなかったようで、同じアングル蝶番でも最初に付けたものはサイズが小さかったのか、240度ぐらいで扉が引っ掛かってしまいそれ以上開かず、ワンサイズ大きなものに取り換えてやっと270度開くようにすることが出来ました。
アングル蝶番

家具や、建具の金物には無数の種類があり、機能に適したものを探すのは結構大変ですが、それだけに金物を選んだり、使い方の工夫を凝らすのは楽しみでもあります。
Posted by kozyken
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