サーモウッド―上尾の家Ⅱ
上尾の家Ⅱの現場にはいつも火曜日に行くのですが、今週は埼玉地方は雪が結構積もっていて、車で行くことができないために、昨日の木曜日に行ってきました。

内部石膏ボード貼り

現場は、内部の壁下地になる石膏ボードが貼り終わっていて、大工さんの仕事はほぼ終わっていました。
これから、壁紙を張り、作り付けの家具類をセッティングして、床のコルクタイルを張るようになります。
後3週間ほどの工程ですが、予定通り順調に進んでいます。

内部の仕事の終わった大工さんが、外でデッキとパーゴラの制作を始めていました。
デッキとパーゴラ

デッキは今までセランガンバツなど、南洋材の硬くて重い木を使っていました。この上尾の家でも一期工事では、広いデッキをセランガンバツで作っています。
しかし今回は、サーモウッドと言う材料を試してみようと思っています。

サーモウッド

サーモウッドとは、フィンランドで10年ほど前に開発されたもので、パインやスプルースなど普通では屋外での耐久性の低い材料を、水蒸気とともに200℃近い高温で加熱処理をしたものです。
加熱処理をすることで、内部の木の繊維が炭化して非常に腐りにくい木材になります。
薬剤は一切使用していないので、人間や動物の健康に影響を与えることもないということです。

今まで使っていた南洋系のデッキ材と比較したときの特徴は、
①木が柔らかいので、加工しやすい。
②寸法安定性が良く、反ったりしにくい。セランガンバツやジャラ等の固い木はねじれると力が強く、止めているビスを破断することが良くあったのですが、その心配がない。
③南洋材と比べるとだいぶ値段が安い。
④南洋材は資源保護のために伐採が制限されているが、サーモウッドの材料になるパインやスプルースは、フィンランドで計画植林されたもので、環境保護の面からも好ましい。

今回は、この材料を使うためにいろいろと調べてみて、直接フィンランドから輸入しているところから仕入れてみました。
そこでは、サーモウッドのサイディングも扱っているので、今設計中の逗子の家で外壁に使おうと思っています。
Posted by kozyken
category:建築現場
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