卒業設計審査会に行ってきました
昨日は法政大学建築学科の卒業設計公開審査会に行ってきました。
審査風景

学生たちのエネルギーと、その努力の成果が見るのが楽しみなことと、僕が担当している建築同窓会のHPへ記事を載せるための写真をとるという目的もあります。

去年は大震災があり、当然卒業設計にも反映されているものと思ったのですが、この問題を取り上げた学生は一人だけだったのがちょっと意外でした。
しかし、この学生の提案がすばらしく、結果として審査員全員一致で一位を獲得しました。
彼女は、このためにボランティアとして3度東北地方へ行き、直接現地を見ていろいろな人たちの話を聞いてきたそうです。
赤坂震災村

赤坂にあるプリンスホテルは解体が決まっていて、震災後一時ふくしまから避難してきた人たちの避難場所になっていました。これを、解体せずスケルトン状にして、福島のある村をそっくりここに再現するように改造するというものでした。
その模型が大きい上に精密で、なかなかリアルなものだったことも評価の対象になりました。

そのほか、浦安の建売住宅地を複雑な空間操作を経て、迷路のような集合住宅にする案、
都市のモアレ

立川の米軍基地跡地を森と共存する施設に開発する案、
森の記憶

江戸川の河口にある島の再開発計画など、魅力的なアイディアがいくつもありました。
廃墟の輪郭

10数年前に僕が設計した家の息子さんが、お隣の理科大建築学科に去年入学して、この審査会に来てくれたのもうれしい出来事でした。その家を設計していたころは、小学生だったのですが、その後建築に興味を持つようになって建築学科に入ったそうです。
僕の設計した家で育ったことが多少影響しているとすれば、うれしいことです。
Posted by kozyken
category:建築
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