法政大学55/58年館見学会
55/58年館外観

一昨日の土曜日は、法政大学市谷キャンパスにある、55年舘、58年間の見学会を行いました。

このブログでは何回も書いていますが、この建物を解体して立て直す計画があり、我々建築学科OBが中心となって解体せずにリノベーションを行って使い続けるように運動をしています。

この建物は当時の法政大学建築学科の教授で、僕たちも授業を受けた、建築家大江宏の設計になるものです。当時としては今までに例を見ないモダンな建築だったはずですし、世界的に見ても新しいデザインだったことと思います。そして今見ても、十分美しい建築です。

日本では、建物の価値を単に新しいか古いかだけで判断するような風潮があるような気がしますが、それだけで建築をつくっては壊しと言うことを続けていると、美しい街並みはできないし、歴史的な街並みと言うものは形成されないのだろうと思います。

ヨーロッパを旅行して、日本に帰ってくると、町がとても清潔なのですが美しいとは感じないことがあります。逆にローマなどへ行くと、道路も建物も汚れていたりするのですが街全体としてみるととても美しい。その差は何かと考えると、日本の建物は短い寿命でスクラップアンドビルドを繰り返しあまり古くならないからきれいだけれども、歴史の蓄積、街並みの連続性がないので美しく感じない、と言うことがいえるのではないかと思います。

しかもエネルギー問題などを考えると、これからは建築も大事に使ってゆくことが大事なのではないかと考えます。

内部を学生たちと見学中

この日は、大学の1年生がゼミの一環として参加してくれたので、そんなことも含めて、建築の魅力について、説明をしながら見学を行いました。
ちょっと1年生には難しい話もあったのかもしれませんが、少しでも建築の見方がわかってくれたらよいと思います。
Posted by kozyken
category:建築
comment(0)    trackback(0)

comment
comment posting














 

trackback URL
http://bwv828.blog31.fc2.com/tb.php/644-0e32a741
trackback