「内外装材活用シート」改訂版
内外装材活用シート 改訂版

去年の夏に発行した「内外装材活用シート」の改訂版が今週初めに出版されました。

この本は、住宅設計者向けに建築の材料をなるべく広く網羅して解説するというものです。
普段、住宅の設計を多くおこなっているものの視点で、具体的で実務に役立つ情報を提供しようということで、僕がよく付き合っている建築家7人で担当を分担して作りました。
前回から1年経っていないのに改訂版を作り、しかも今回はオールカラーと言うことで、我々もだいぶ張り切ってこの半年、取材と原稿に追われる日を過ごしました。

改訂版なので、前回の記事の訂正がメインですが、今回は各セクションごとにメーカーを取材してのコラムが追加されました。
僕は人工大理石のクラレ、茨城県笠間市にある稲田石の採掘と加工の工場、さいたま市にある襖を作っている経師屋さんの取材を行いました。
実際にモノを作っている現場を取材することは珍しいことで、良い経験になりました。取材して文章に起こすということは、プロならば簡単に出来るのでしょうけれど、慣れない作業で大変苦労しましたが、また良い勉強にもなりました。

今回は巻頭のインタビュー記事も前回のガラスから、屋上緑化に代わりました。これは僕が良く付き合っているイケガミさんにメンバー全員が伺って話を聞いているところを、ライターの方が文章にして、カメラマンの方が写真を撮ってくれました。
イケガミさんの自宅の草屋根を見ながらお話を伺った後、ぼくの事務所のある建物「カサ・ブローテ」に移動してカサ・ブローテのオーナーを交えて、屋上緑化の14年間の経過について話を伺うという、中々充実した記事になったと思います。

ちょっと高い本ですが、本屋さんで見かけたら手に取っていただければ嬉しいです。
Posted by kozyken
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こちらの本を出版された理由、よお~くわかります。
小島建築の住人です。

小島建築のすばらしいところの一つに、素材の選び方があるなあ、と感じています。
素人の私は「感じる」ことしかできませんが、床をあるけば足裏から感じる気持ちよさが。部屋全体の色目からくる優しさには、ふんわりとした心地良さを感じています。

この 家全体が持つバランスの良さは、一つ一つ選ばれた素材からくるものだったのですね。プロってこういう仕事ができる人をいうのですね。

こういう方に家を建てていただいて、私たちは本当に幸せを感じています。

2013/08/30 21:48 | URL | edit posted by すずきくみこ
ありがとうございます
鈴木さん
喜んでいただいて、こちらこそ幸せです。
この本は、来年に改訂版を出す予定で、現在、内容の検討に入っているところです。
2013/08/31 15:49 | URL | edit posted by 小島
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