韓国の民家
先週から、朴賛弼さんの「清渓川写真・図面展覧会」のお手伝いで何度か四谷にある韓国大使館へ行きました。

ここの4階に韓国の民家を再現した部屋があるというので見てきました。

韓国の民家外観
4階の屋上庭園に面して、ガラス張りのビルに食い込むように作られていて、インテリアだけでなく、外観も再現しているところがユニークです。
説明してくれた女性の話では、かっての中流貴族の家を再現しているということで、庶民の家ではないようです。

日本と韓国では、靴を脱いで床に上がるところが似ていますが、細かな家の造りはだいぶ違います。

床の様子
僕が前から不思議に思っているのは、日本では床の梁を隠すように床材を貼るのに、韓国では梁の間に床を落とし込むようにして、梁の上端も床の一部として見せていることです。
構造材である梁は、必ずしもぴちっと水平とは限らないので、日本ではその上に、根太と言う材料を渡して、根太で不陸の調整をしてから、床を貼ります。
韓国の人はあまり細かいことを気にしないらしく、骨太でざっくりした感じが好きなのかもしれません。
逆に考えると、日本人は仕上がりの精度をあまり気にしすぎるのかもしれませんね。
すぐお隣の国でもずいぶん考え方が違うのが面白いですね。

韓国障子
障子も日本では骨組みが室内側に見えるように紙を外に貼りますが、韓国では逆で、骨組みのシルエットが影となって見えるところが面白い。その組子もなかなか凝っています。

部屋と部屋の間の障子は両側から紙が貼ってありますが、これは日本の襖の原型かも知れないと思いました。紙が1枚ずつなのでやはり組子が見えますが、日本の襖は紙を何枚も重ねて貼るので光を通さないところが違いますが。

骨太な小屋の架構

最後に案内の女性に聞いた話では、日本と同じで今ではこのような伝統的な住宅を建てる人はほとんどいないそうです。
Posted by kozyken
category:建築
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