真壁と大壁
先週竣工した逗子の住宅の内部の壁には、真壁の部分と大壁の部分が使い分けられています。

大壁

大壁と言うのは、柱の上に壁の材料を貼るタイプの壁で、柱や梁は、壁の中に隠れて見えません。それに対して、真壁とは柱と柱の間に壁を作るので、柱や梁が表に表わされて見えてきます。

真壁

日本の住宅は、昔はほとんど真壁で作られていました。今でも和室を作るときは大抵真壁で作りますね。それに対して、欧米の住宅は大壁が多く、日本でも最近では和室以外は大壁で作ることがほとんどだと思います。

逗子の家では、外部に面している壁を大壁にして、部屋と部屋の間仕切りの壁を真壁にしています。
その理由は、断熱や気密、構造の性能などを考えると外側は大壁の方が向いていると考えるからです。それに対して間仕切りの壁は、断熱材を入れませんし、構造を担う割合が少ないので、真壁にして、少しでも壁を薄くして部屋を広くしようと考えています。

そのような機能的なことだけでなく、柱梁の見える真壁の美しさを取り入れたいということもあります。

外壁に面した大壁と、間仕切りの真壁

この吹き抜け部分の右側は外壁に面しているので大壁ですが、左側は間仕切り壁なので真壁にしています。正面の壁は外部に面しているので大壁なのですが、踊り場を挟んで柱が2本見えています。これはこの2本の柱だけを太くして、一般のところが4寸角(12cm)なのに対して5寸角(15cm)あるからです。
階段の吹抜け周りは床がない分強度的に弱点になり易いところを補う意味で柱を太くしたのですが、結果としてデザイン的にも良かったと思っています。
Posted by kozyken
category:住宅
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