改修工事
今日から12月。

今年を振り返る、と言う訳ではないのですが、今年は昔に設計した家の改修がとても多い年でした。

去年から今年にかけては、4年前に上尾市でリフォームしたお宅の残りの部分をリフォームする工事がありました。
その後、代々木上原で15年前に大掛かりなリフォームをしたお宅の、今回もかなり大きなリフォームがあり、夏には、事務所の隣にある、30年前に独立後初めて設計した住宅の、改修工事がありました。

つい先日、26年前に埼玉県の越谷市で設計した住宅の改修工事もありました。この家は、外装の修繕がメインだったので、特に図面を書くことはなかったのですが、久しぶりに訪れて、感慨深いものがありました。
事務所を開設して4年目ほどで、設計について試行錯誤している時代でもあり、当時のことを思い出すと懐かしいものがあります。
真壁と大壁を使い分けたり、白い塗装の壁とシナ合板を対比させて使うなどの手法は、この時に初めて試みたのですが、今見ても少しも古い感じがしません。
もっとも材料自身は26年もたっているので、だいぶ古くなってきているのは間違いないのですが、シナ合板にしても、真壁で表しになっている柱や梁にしても、いい色に焼けて、ちょっと古い民家のような味が出ています。
やはり自然の材料は古くなっても、きれいに年を取るものだと思いました。

家の中央にある階段は、一間四方に建てた柱に格子を渡して、その上に段板を載せたものです。この吹き抜けの上にあるトップライトから入った光が家じゅうに回る設計になっているのですが、このガラスも今回きれいに掃除をしてもらって、明るさを取り戻したということです。

来週からは、10年前に設計したお宅が、これは一部ですが改修工事が始まります。

この30年ほどの間にずいぶんたくさんの住宅を設計してきたので、その改修工事が出てくるのは、当たり前と言えば当たり前ですが、きちんと覚えていてくれて、何年経っても連絡をいただけるのはとてもうれしいことです。

階段と吹き抜けを見上げたところ

階段や柱もいい色に焼けています。

真壁のシナ合板と、白い塗装の大壁の対比は今も健在
Posted by kozyken
category:住宅
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