イスタンブールで見た建築(2)
イスタンブールで、アヤソフィアに次いで有名なのが、ブルーモスクの通称で知られる、スルタンアフメット・モスクで、アヤソフィアにちょうど対面するように建っています。

スルタンアフメット・モスク

アヤソフィアが、中央ドームの両側に半ドームが付くような形だったのに対して、スルタンアフメットは半ドームが4つで囲むようにつながり、さらにその四隅に小さなドームが付くという複雑な形をしています。その形が内部にも表れるので、いくつものドームが重なった変化に富んだインテリアになっています。
そして、モスクに特徴的なミナレットが6本もありますが、これは世界中でこのモスクだけと言うことです。

側面バルコニー
最初の門をくぐって庭に入ると、建物の側面に2層のテラスが見えますが、このアーチが等間隔ではなく途中に小さなアーチを挟んで、リズムを作り出しています。アーチは半円アーチではなく、2つの円を交差させて頂部が尖った尖頭アーチと呼ばれるもので、12世紀ごろのゴシック聖堂ではよく見られるものですが、多分ヨーロッパの影響がすでにあったのではないかと、推測しています。

中庭の回廊空間
さらに門をくぐって、モスクにはつきものの、回廊に囲まれた中庭に出ます。この中庭がとてもゆったりして良いスケールです。中庭の真ん中には礼拝の時に身を清める水盤があります。

回廊の天井見上げ
回廊の屋根には小さなドームが並んでいて、天井を下から見上げると、リズミカルで心地よい空間になっています。

ドームの組み合わせの美しいインテリア

天井を見上げる
内部はとても広いのですが、いくつものドームの繰り返しと、様々な窓からの光で満たされて、意外と親しみやすい空間です。

タイル詳細
親しみやすさの原因は、いたるところに張られたタイルの柔らかな色合いにもあると思います。ブルー系のタイルが貼られているのでブルーモスクと通称されているようですが、ピンク系のタイルも多く、その色の組み合わせと繊細な模様が全体の雰囲気を作っています。

ステンドグラス越しに入ってくる光
大小さまざまな窓にはステンドグラスが嵌め込まれていて、タイルの模様と華やかさを競っているようです。
イスラムでは偶像を飾ることが禁じられているので、様々な抽象的な模様で空間を飾ることが発達してきたということでしょうか?
Posted by kozyken
category:建築
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