八幡山の家―2階屋根裏の構造
今週も水曜日に八幡山のリフォームの現場に行きました。

この家の2階は、半分は大きく間取りも変えてリフォームするのですが、奥にある寝室と書斎は、一部壁に筋違を入れるほかは、床・壁・天井の仕上げを変えるだけの予定でした。

寝室の解体風景

ただ天井裏の構造がどうなっているのか気になる部分もあるので、結局寝室の天井を解体してもらうことにしました。
解体したところをよく見て行くと、普通とは違う工事のやり方をしているところが何か所かあり、問題点がいくつか出てきました。

鉄骨梁と壁の取り合い

写真の様に一部鉄骨で梁を作っています。ところが鉄骨の梁の先40cmほどの所に壁があって桁があるのですが、これがお互いに繋がっていないのです。これではこの外側の壁が地震で大きく揺れた時に外れてしまうかもしれません。
こうゆうことはマニュアルがあるわけではないので、現場で大工さんと相談しながら最善の方法を考えて行くしかありません。どのように対処したかは説明が難しいので、工事が出来たところで又説明します。

鉄骨梁と丸太梁の納まり

もう一つ問題は、真ん中を通っている鉄骨の梁に丸太の梁が3本架かっているのですが、これが載っているだけで止めてないのです。
通常木の梁に、丸太の梁が掛っているのであれば、お互いにほぞで噛み合わせて、ずれないようにするのですが、相手が鉄骨では金物を取り付けたりと言うこともできません。
そこで考えたのは、丸太の梁の上に角材を通して、丸太梁通しを繋いで、その角材を一番はじで直交する梁に留めるという方法でした。これで地震で大きく揺れても丸太張りがずれて屋根が落ちてくるようなことは防ぐことが出来ます。

耐震的な改修と言うのはなかなか教科書通りにはゆかないので、現場をよく見て、その場その場で対処して行くことが大事なのだと言えます。
Posted by kozyken
category:建築現場
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