ペンダントライトの高さについて
天井からコードで吊り下がっている照明器具をコードペンダントと呼んでいます。
よく食卓のテーブルの照明などに使われていますね。
食卓テーブルの上に付ける場合は、テーブル面を照らすのが目的なので高さを低めにとり付けます。

Kさんのオープンハウスで

先日、大学の後輩のKさんの設計した住宅のオープンハウスに行きました。彼らしい簡素ながらもいろいろな工夫があって気持ちの良い家でした。何よりもいつも彼の設計で感心するのは、窓の開け方が適切で、光の入り方を検討して、一つ一つの窓の開け方に細心の注意が見られることです。
その時ちょっと気になったのが、テーブルの上のペンダントライトがずいぶん高い位置についていたことです。余計な事とは思いながら、彼に話してテーブルから60cmほどの高さに下げてもらいました。最初はそんなに低くするのですかと言っていたKさんも、下げてみると確かに落ち着いた感じになりますね、と納得したようでした。

日本人は、このペンダントライトを高い位置につけたがる傾向があるようです。僕の設計でもテーブルから60cmというと、最初はみんな低すぎると思うようです。それは多分一つの器具で広い範囲を明るくしようと思うからだと思います。
北欧製のペンダントライトはもともと広い範囲を明るくする目的で作られていないので、高い位置に付けると、テーブル面が少し暗くなってしまいます。
これを低い位置に付けると、テーブル面が明るくなって、テーブルに並べた料理がきれいに、おいしそうに見えるのです。その代りテーブル面以外は少し暗くなりますが、部屋の明暗の差が出て温かい雰囲気が出てくるわけです。

この絵のように、テーブルの周りだけ光がこもった感じになるわけですね。
光の広がり

その時の光は、暖かい色でないといけないので、僕の先生の宮脇さんは絶対蛍光灯はダメ、と言っていたのですが、今では省エネを考えると白熱電灯を使うことは難しいので、電球色の蛍光灯を使っています。できればLED電球が良いのですが、まだ色が納得できないところがあります。いずれLEDももう少し改良されてくると思うのですが。

上尾の家のテーブル、照明

照明に関しては、部屋が明るくなれば良いと考えがちですが、窓の開け方と同じで、そこから出る光がその部屋をどんな感じにするのか考えることだ大事なのです。
Posted by kozyken
category:住宅
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