富永先生の家
<昨日の日曜日は、建築家の富永譲さんの家に伺ってきました。

富永さんは、長年法政大学建築学科の先生をしていたのですが、今年の3月で学校を定年退職しています。そこで、僕がお手伝いをしている同窓会活動の一環として、卒業生を対象とした連続講義をお願いしようと思って伺ったのでした。
そのような用事とは別に、自邸がどのような家なのかという興味もありました。

北側の外観

道路側から見るとこの様な外観で、特別変わった家ではないのですが、サッシのガラス越しに筋違が見えます。このスジカイが地震の横力に対抗して、壁が無くても良くなり、このように端から端まで窓にすることが可能になっているのです。と言っても全面ガラス張りの家ではなく、窓の高さをいろいろな種類に変えていますが、これが内部に入ると実に心地の良い窓になっているのです。

この家はご両親が60年前に建てた家を、30年前に富永さんの設計で一部解体、増築して、つい最近その増築部分の外壁を黒い金属サイディングに張り替えたということです。
入り口側に回ってみても、旧い家にぴったりくっつくように立っているのが良く解ります。

入り口側外観

内部は写真を撮るのを遠慮したのですが、この新旧の取り合いが実に自然で、無理のないに気持ちの良い空間になっています。
きちっと歴史を残しながら、家を住みやすく変えている手法がとても好感のもてるものでした。増築部分も、障子の入った開口部からディテールの隅々に至るまで筋の通ったきちっとしたデザインでありながら温かさを感じさせるインテリアでした。

庭でワインと料理の昼食

この日はお天気が良いからと、庭のテーブルにお料理とワインを用意していただいて、興味深い建築の話をいろいろと聞かせてもらい、時の建つのを忘れて、ついつい長居をしてしました。
Posted by kozyken
category:住宅
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