松本の古民家
先日長野県の松本まで、友人でいつも家具を頼んでいるCAMPの木戸君が購入したという民家を見に行って来ました。

松本の郊外少し山に入ったところの静かな集落にその家はありました。
周りはこんな集落です

明治の初めごろに建てられたということですから、もう150年近く建っているわけで、斜面を登ったところの家の正面の右側には立派なお蔵も付いています。
アプローチからにあげるとお蔵と母屋が見えます

木戸君は木工が専門ですから、自分で家を直しながら住むつもりでいるのですが、大工さんの助けが必要な時は、先日紹介された一楽荘の大工さんに手伝ってもらう予定です。
そして、家の状態を確認してほしいということで僕が見に行ったと言う訳です。

屋根はもともとは藁ぶき屋根だったのですが、手入れが大変なのか今はその上に金属の瓦を葺いています。
母屋

内部は昔の家らしく畳の部屋が建具だけで仕切られています。4間取りと呼ばれる典型的な農家のつくりで、田の字型の4部屋に広い土間が付いていたはずですが、今は土間に床を貼ってダイニングキッチンになっています。
建具の鴨居は太くてしっかりしたもので、天井裏の梁と共に構造的な役割を果たしているようです。
部屋の建具と立派な鴨居

家の真ん中には30㎝角ほどもある立派な大黒柱が建っています。
大黒柱

天井裏を除くと立派な丸太梁が煤で黒くなった姿を見せています。
屋根の勾配が急なので小屋裏がもったいないほど広々としています。
小屋裏の垂木や母屋は縄で縛ってあるのですが、かっては囲炉裏を焚いて、その煙で燻蒸されて縄が傷んだり、虫に食われることから守られていたのでしょう。
梁と梁の接合部

曲りもきれいな丸太梁

昔の家は、材料も立派ですし、大工さんお仕事も丁寧で100年以上たっているとは思えないほどしっかりしています。
居間の構造基準からするとどうかと言うところはありますが、かなりしっかりしていると思えます。
近いうちに一度耐震診断の計算をしてみたいと思っています。

ただちょっと気になったのは、一部床が沈んでいたり、柱の傾いているところがあり、床下で柱や土台が腐っている心配がありました。
この日は道具が無くて床下が見られなかったのですが、もう一度大工さんに付き合ってもらって、床下を調べたいと思っています。
Posted by kozyken
category:建築
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