オスカー・ニューマイヤー
昨日は、木場の東京都現代美術館で開催されているオスカー・ニューマイヤー展へ行ってきました。

ニューマイヤー自邸

パンプリャ・コンプレックスの聖堂

ブラジリアの大聖堂構造模型

オスカー・ニューマイヤーは国連ビルや、ブラジリアの設計で有名なブラジルの建築家です。
3年前に104歳という高齢で亡くなりましたが、100歳を超えても新しいプロジェクトを発表して意気盛んなところを見せて、当時は大変驚いたものでした。

イビラブエラ公園内の建物のラセン階段

オスカー・ニューマイヤーの建築は曲線を多用した魅力的な造形で知られていますが、彼はそれを自然の観測の中から生まれたといっています。建築は常に自然と一体となって考えられねばならないとも言っています。彼の自邸はそのように優雅な曲線で囲まれたプランで、緑の豊かな
敷地の中に溶け込んでいます。

上映されている映像なのかで100歳に近いニューマイヤーがフェルトペンで裸婦のスケッチを描きながら、いかにも南米人らしく、「女性がいなければ人生に何の意味がある」と語っているシーンがあります。そして、その手の先から生まれる女性の体のラインがいかにも彼の建築のラインを思わせることに思わずニンマリしてしまいました。
リオ・デ・ジャネイロで生まれ、リオの自然を愛し、イパネマやコパカパーナの女性を愛することが、彼の建築を創造する力になっているのかも知れないと思いました。

イビラブエラ公園の模型

展示の中で面白かったのは、このイビラブエラ公園の模型でした。広い公園全体の道路や緑地が絨毯に織り込まれて、前面に敷き詰められた上に、そこに点在する建築の模型が配置されています。見学者は裸足になってその中を歩くことによって、公園を散策しながら建築を体験するような構成になっています。床が絨毯なので、そこに寝転がってアイレベルで模型を見ることもできます。

会場の構成は妹島和代と西沢立衛のsannaが担当したということですが、そういえばsannaの建築は、ニューマイヤーの自邸の影響があるようにも思えました。
Posted by kozyken
category:建築
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