旅の支度
旅の準備に読んだ本など


設計にこの一年間かかりっきりだった、川崎市の建物の建設会社との請負契約を昨日無事済ませました。

医院と住宅に貸事務所などの入る、大きな建物なので設計には時間がかかりました。今年の初めには設計は終わって、建設会社を選定も順調に進んだのですが、工事金額もかなりの額になるので契約まで慎重に交渉を進めていました。
解体工事の関係で、着工できるのは6月です。ということは1か月ちょっと余裕の時間が出来るということなのでその間に旅行に行くことにしました。丁度ゴールデンウイークもあるので、これに絡めて少し長い旅をしてみたい。ということで、未だ行ったことのないナポリとシチリアへ行くことにしました。

旅の仕方は人によって2つの流儀があるように思います。一つは現地での体験を新鮮なものにするために一切の事前の知識を入れないようにするタイプ。このタイプの人はカメラも持って行かないか、持って行ってもあまり写真は撮らない。写真に残すのではなく、見たものを自分の頭の中にしっかりと刻み込むというわけです。
これはとても正しい考え方だと思うのですが、僕は全くその反対。事前にいろいろな本を読み漁って、十分な知識を頭に叩き込んでおく。現地ではかなり丹念に写真を撮りまくる。
一つには、ファインダーを覗いてシャッターチャンスを狙うという行為は、その対象をしっかりと見ることにもなるので、それだけものがよく見えて記憶にも残るということもあります。
というわけで、ここの所写真にあるような本を次から次へと読んでいます。

まずは、「地球の歩き方―南イタリア編」。旅行の計画を立てるのには便利な本です。

そして、ゲーテの「イタリア紀行」。200年以上前に書かれたものですが、ゲーテは実に詳しく日記を付けていて、その記述も詳細なので、当時のナポリ、シチリアの様子や風俗がよくわかります。

それから和辻哲郎の「イタリア古寺巡礼」。これも90年ほど前に書かれたものですが興味深い記述がたくさんあります。

高山博著の「中世シチリア王国」。これは中世にシチリアに一大王国を築いたノルマン王たちの話で、シチリアの歴史を知るうえで格好の一冊でした。旅をするときにその場所の歴史を知るということも大事なことですね。

そして陣内秀信さんの「南イタリアへ!」と「シチリア」。イタリアの都市の成り立ち方を語らせたらこの人の右に出る人はいないということで、一番頼りにしている本です。

「わんぱくナポリタン」という本は、ナポリ近郊の小さな町の子供たちの作文集ですが、言いたいことを何でも自由に書く、子供たちの話に思わず声をあげて笑ってしまう楽しい本です。南イタリアとはこんなところだろうなということが良くわかる本でした。

今月の末から2週間ほどの旅ですが、どんな旅になるのか今からわくわくしています。
Posted by kozyken
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