川崎の複合ビル―試験杭
先週の木曜日と金曜日は現場の試験杭の立ち合いに行ってきました。

今回の現場は地盤が弱く、コンコリーとの3階建てなので建物を支える固い地盤まで杭を打つ必要があります。
地盤調査のデーターに基づいて、構造計算の上、杭を選定しているのですが、地盤の深いところはどうなっているのかじっさいには解らないところもあり、杭を施工する初めに、建物の四隅の4本の杭を設計者が立ち合いの上で打設して問題がないかどうか確認するものです。

杭の長さの確認

杭先端の羽の径を確認

最初に、現場に搬入された杭の長さ、太さ、鉄の肉厚の確認などの製品検査を行います。
今回使用される杭は、鉄管のスクリューパイルと呼ばれるものです。
先端がこのようにスクリューのような恰好をしています。このスクリューの部分は直径が80cmほどあり厚さが32mmもあるしっかりしたものです。建物の重さを支える部分ですからしっかりしているわけですね。

1本目の杭のセット

検査が終わると杭を機械にセットして、正確に所定の位置に垂直に入るようにして、回転しながら地面に打ち込んでゆきます。先端がスクリュー状なので回転しながら地面の中に進んでゆくわけです。

杭の接合

接合部分の溶接

今回の杭は長さが32mもあります。当然一本で運搬することも、機械にセットすることもできないので、5mほどの長さにカットしたものをつなぎながら打設してゆきます。つなぐ部分はご覧のように溶接してつなぐのですが、ここも大事な部分なので溶接が終わってから、問題がないか検査をします。

杭の打設風景

離れてみるとこのような格好で地面の下32mまで杭を差し込んでゆくのです。
現場は予定よりも支持する地盤が若干浅かったのですが、問題なく4本の杭が支持地盤の中に入っていることを確認しました。
Posted by kozyken
category:建築現場
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